午前中に青山町に出かける用事がありました。
通り道、上田小学校の校庭を見ると「築山」でスキーをしています。
たくさんの子どもたちが、きちんと並んで登り、順番に滑っています。授業のようです。
本当に久しぶりに見た風景です。
昨日、新幹線から見た、上野駅の5分ほど手前の小学校の光景を思い出しました。
緑の人工芝の上で、紅白帽・半袖・短パンの子どもたちが、縦横きちんと整列して、左脚、右脚と伸脚をしていたのです。
(真冬なのに、グランドが使えて良いなぁ〜。楽しそうだなぁ〜。)
と、うらやましくなりましたが、今日は、真冬にスキーができる小学校を誇りに思いました。
岩手県は、やっぱりよいところです。冬は冬なり…ですよね。
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大間違いをしていたことに、一昨日、気がつきました。
リードすればついてくるはずだ。
ついてこられないのは、本人たちが悪いんだ。
ついてこられなかったところは、おいてゆくよ。
はいはい、フォローしてきてよ。
と、数年間言い続けてきました。
そして、
(何でついてこないんだよ!さぼりやがって!根性なし!)と、数年間思い続けてきました。
ところが、一昨日の会議で、国立スポーツ科学研究所の方がこうおっしゃったのです。
『皆さんを集めてセミナーかなんかして、
ついてくる力をつけてあげないと、ついてこられないでしょうね。』
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スーパーキッズを発掘して、育成して、そして引き渡そうと思ったら、引き受ける力を持っていないところがほとんどだった…
ではなくて、
スーパーキッズの発掘・育成と並行して、将来、絶対必要なるはずの『キッズの活動場所』の開拓、つまり『競技団体の育成』をして引き受ける力を向上させることをしてこなかった…
ということがわかりました。
ショックでしたが、よく気がついたと感じました。
みんなで頑張る…だけです。
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酎コ富士徳さんがお書きになった
『タイム・マネジメント4.0 ― ソーシャル時代の時間管理術』という本があります。
まだ読み終わっていないのですが、その中に「時間管理のマトリックス」が示されています。
『タイム・マネジメント4.0』のセミナーを行っている「フランクリン・プランナー・ジャパン社」のサイトに詳しい記述がありましたので図とともに引用します。
(略)「緊急なこと」は、今すぐに対処することを求められていることで、「重要なこと」は非常に大切にしなければならないこと、あるいは大切にしたいことです。私たちの人生を豊かにし、本当の充実感をもたらすのは、「緊急」なことよりも「重要」なことを成し遂げた時ではないでしょうか。全ての活動を「緊急」と「重要」という観点であなたの行動を分析すると、「緊急かつ重要」、「緊急でないが重要」、「緊急だが重要ではない」、「緊急でも重要でもない」という4つに分類できると思います。これが「時間管理のマトリックス」です。まさに、そのとおりです。(略)
では、あなたにとって本当に実行するべきことはどの領域にあるでしょうか。第II領域の「緊急ではないが重要」な活動は、問題が発生することを見越してその予防をしたり、真の成果を出すための長期プランを考えたり、重要な会議やプレゼンテーションに備えたり、豊かな人間関係を築くなどです。長期的な視野にたってみると、自分にとって本当に必要なのは「緊急ではないが重要なこと」の領域にないでしょうか。(略)
第�T領域に「子どもたちの発掘・育成」がありました。
緊急で大切でした。そちらに多くの力を傾注しました。
本当のところ、
子どもたちの活動の場所となる、競技団体や市町村体育協会についても考えてはいましたが、手が回りませんでした。
これらが、実は「第�U領域」でした。
5年前にこの本を読んでいればよかった…と思いますが、これからに生きるしかありません。
もう一度、書きますが
みんなで頑張ります…ので、ご支援をよろしくお願いします。