帰りに、盛岡市大通りの旧佐々木電気本店あたりの歩道を歩いていると、ハーモニカの音が聞こえてきました。
大通りはいつも音楽が流れていますから、(めずらしいな、ハーモニカ)と思って歩いていましたが、
しばらくして、
前を歩いているオジサンが、ハーモニカを吹きながら歩いていることに気がつきました。
その人は、
緑色のジャンバーを着て、真っ赤なチロリアンハットのような帽子をかぶっています。
もちろん、演奏しているのはクリスマスソングです。
ずっとついて行きたい衝動に駆られましたが、
開運橋まで連れて行かれて、橋のたもとから川に導かれて、溺れさせられるのかもしれない…と
「ハーメルンの笛吹き男」を思い出し、途中でついてゆくのをやめました。
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テレビでは、
今日のエンディングにはとても興味があります。
�@これまでの路線を踏襲して旅を続ける展開になるのか、
�Aフォレストガンプのエンディングのように「疲れた、帰る」になるのか
�B超強い敵が現れて皆殺しにされてしまうのか
�C実は偽者だったことがばれて袋叩きにされてしまうのか、
�Dどんでん返しがあって、星新一のような終わり方をするのか、
�Eどんでん返しがあって、安部公房のような終わり方をするのか…
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それにしても、これまでは
印籠を差し出し、身分を明かせば、皆、へへぇ〜っと土下座して従ってしまいます。
黄門様が、毎回下す判断には、一度も誤りがなかったのであろうかと生意気にも思ってしまいます。
それに引き換え、
お隣の国の最高指導者が急に亡くなったというのに、お悔やみの言葉を述べる人が誰もいません。
総書記が、毎日下す判断には、一度も正しいものがなかったのであろうかと生意気にも思ってしまいます。
良い人と評価された人はずっと良い人で、悪いと評価された人はずっと悪い人なわけです。
諸行無常って嘘かな…とも思ってしまいます。
それよりも、
一体、誰が下した評価によって人を見ているのかな…と思います。
他人が下した判断で、知らない誰かを判断する…恐ろしいことですね。気をつけようっと!