がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

一見は一聞に…

眼を覚まして、飛び起きました。

いつもより1時間15分早く家を出なければならなかったので、昨夜は、目覚まし時計のアラーム針を1時間15分早めて、(準備オーケー)と安心して眠りにつきました。

目が覚めたのが、家を出る時刻の15分前!

時計の針を動かしたものの、アラームをセットするスイッチをoffのままにしていたのです。

だれに何を言ってもなんともなりません。

大急ぎで着替えして、車で送ってもらって、なんとか間に合いました。ふぅ。

**********

バスに乗って、 「いわてスーパーキッズ」の「チャレンジ2選考会宮古会場」に行ってきました。

去年までは、シーアリーナの愛称で親しまれている宮古市民総合体育館が会場でしたが、

今年は、大震災津波の関係で、要項作成時点で使用可能かどうか判断がつきませんでしたので、宮古高等学校の体育館をお借りして行うことにしたものです。

今は、

総合体育館は支障なく使えますが、途中での会場変更はできなかったので、宮古高校の先生方にお骨折りいただき、宮古高校会場で行った訳です。

会場までの輸送バスも運行しましたが、参加者は少なく、すばらしい人材を見つけ損ねているような気がしています。

震災津波は凄い影響を岩手県に残しています。

*****

体育館に行くとステージの後ろに、とても大きな絵がありました。

両手で地球を包み込んでいる絵が中央にあり「がんばれ ニッャ刀vという文字が入っています。

盛岡から行っただれもが、

(ほほう、文化祭で生徒がつくったわけね。)と根拠のない思い込みをして眺めていました。

(でも、ちゃんと聞かないとな)と帰り間際に宮古高校の先生に聞いてみると、こうでした。

 ▼壁面のモザイク画は、岐阜県高山西高校が作ったもの。

 ▼宮古高校と高山西高校の剣道部顧問の先生が大学の先輩後輩関係であったことから贈られた。

 ▼今年の北東北インターハイ剣道競技に出場するために青森に向かう途中、

  高山西高校剣道部が、直接、宮古高校に寄って寄贈していった。

最近、あるんです。こういうことが、しばしば。

震災津波から8ヶ月以上も経ちますと、

ちらりと見聞きしたことについて

ああ、こういうことでこれがこうなっているんだな…と、自分の中で勝手に判断してしまうことが。

情報をきちんと取らないといけません。

こう見えるけど本当はどうなんですか、と、お聞きすること…基本中の基本です。

*****

河川敷のグランドは、今、大変なことになっているのだそうです。

(ははぁ〜、地盤沈下だな)と勝手な判断を、またまた、してしまいました。

それもそうで、

浸水を防ぐために「土のう」を積んでいるのだそうですが、それよりも問題なのは、

「鳥」なのだそうです。「鳥」。

川辺に巣を作って活動していた鳥の棲む所がなくなり、グランドにあがってくる…これは大きな問題ではないのだそうです。

「糞」をするのだそうです、グランドに。

すると、そこでの練習をしている高校生が、その糞から皮膚がばい菌に感染することがあり、病院にゆかねばならないことになることがあるのだそうです。

なるほど…と思うとともに、

一見は一聞にしかず…

ということもあるんだよなとしみじみと感じた、スーパーキッズ宮古会場でした。

**********

おまけ画像。

測定会の最後に、岩手県唯一のオリンピック金メダリストの三ヶ田礼一さん(県体協)が、参加者に本物の金メダルを触らせてあげている様子です。

みんな「重いなあ…」と呟きます。