居場所づくりは地域をどう変えてゆきますか――― 居場所は、たとえば病院のように、特定のサービスを提供する場所ではありません。サービスを提供する施設での関係性は、基本的に施設内で完結してしまいますが、サービスを提供しないことで、むしろ地域に広がりをもたらします。たとえばお祭りをやろうというときに、「芝の家」だけですべてを行うことはできません。すると、会場として駐車場を貸してくださる方や、労力を買って出てくださるという方が出てくる。いろいろなことを提供しあう関係が町の中に生まれると、それが自然にちょっとずつ広がっていって、お互いに助け合う風土につながっていくと思います。 ただ、居場所には地域以外の住民もこられる場所であることが重要だと思います。いつも同じ人しかいないと、地域社会の関係性や序列を全部反映して、その場所が固定化されてしまうんですね。「サービスを提供しないことで…地域に広がりをもたらします」には驚かされましたし、 「いつも同じ人しかいないと…固定化されてしまう」には同感です。 もしかすると、地域に広がりを持たせる大チャンスが訪れようとしているのかもしれません。 災い転じて福となす…といいます、 考え方の違う人を仲間に入れて、チャレンジしてみたい気がしています。 あ、坂倉さんの全文はここにあります。 �@居場所はなぜ大切なのですか �Aその寛容な雰囲気を作るにはどうしたらいいのでしょうか �B居場所づくりは地域をどう変えてゆきますか �Cそのことにはどのような弊害がありますか という問いに答える形式です。どうぞ、お読みになってください。
軟式Globe
『小室哲哉「KEIKOを見守って」』という見出しの記事がありました。
その記事を読んで、不謹慎かもしれませんが、
(彼らはどうなっているのかなぁ…)
ととても気になって、検索してみました。
「KEIKO」ならぬ「KOIKE」が「マークパンサー」ならぬ「パークマンサー」のコンビで、
TBSで放送されていた『学校へ行こう!』のコーナー「B-RAP HIGH SCHOOL」に出演していた、
「Globe」ならぬ「軟式Globe」です。
今はどうなっているか分かりませんでしたが、私、大好きでした。
そんなの、知らないもん…という方は、ここの動画をご覧になってファンになってくださいね。
しかし、youtubeって便利ですね。
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財団法人健康・体力づくり財団が発行している雑誌『月刊「健康づくり」』最新号(23年11月号)が回って気ました。
今号の特集は『「居場所づくり」で地域と高齢者を元気に』です。
その中に、慶應義塾大学特任講師、「芝の家」プロジェクトファシリテーターの坂倉杏介さんという方が『社会を変える居場所づくり』と題して寄稿されています。悪いくせですが、途中をまる写しします。