がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

山岳協会70周年

日は岩手県山岳協会創立70周年記念式典・祝賀会に行ってきました。 入口で記念Tシャツと記念手ぬぐいが売られていたのに気がついていたのですが、到着がぎりぎり(作戦どおりですが)でしたので、買わずに会場に直行しました。 記念式典が終わってロビーに行ってみると、もう、ブースはありません。 (が、が、がぁ〜ん! 手ぬぐいがほしかったのにぃ!) 大丈夫でした。知り合いの方に頼んで、なんとか手に入れることができました。500円。
********** 祝賀会でお酒を飲んでいると、理事長さんが女性の方を私にご紹介くださいました。 今日、功労者として表彰された、故 太野隆夫さんの奥さんでした。 当時、県山岳協会副会長だった太野さんは、2007年1月24日にニュージーランド南島のアオラキ・クック山で亡くなっています。 太野さんは、「本気の人」でした。 山岳競技の普及発展のために、ボルダリングルームに窓をつける発想で設計した方です。 なくなったことが分かった日の私のラジオの話、新聞に載ったボルダリングルームの窓の話、 旦那さんが新聞紙で作ったボルダリングルームの模型を見た奥さんが、縮尺誤りだと思ったらそのとおりだったお話、いずれにせよ、今の岩手の競技登山が強いのは、太野さんのおかげである話…いろんなお話をしました。 とにかく、「本気の人」を失って、本当に悔しいと思っていること…思い出しても悲しくて、二人とも、涙を流してしまいました。 ***** その後、立派な青年が私の所にやってきました。 彼も、今日、表彰された、齋藤大樹さん。 盛岡南高校3年の時に、兵庫国体の登山競技で優勝しています。 その後、大学に進んで陸上競技を行い、この春、岩手日報社に就職したのだそうです。 全国優勝者がちゃんと岩手県に戻ってきていました。しかも、協会の集まりに出てきています。 どうでしょう、このしくみ作り! 今年は国体で「零点」を食らった山岳競技ですが、「ゼロからの出発」を図るとそれなりの方がおっしゃっていました。 「本気の人」が続々と出てくる「本気の競技」の底力を見せ付けられたような気がする祝賀会でした。 ************ 帰りに、どうしてもアイスクリームが食べたくなりました。 途中のコンビニによりました。 確かに62円のモナカを一つでしたが、どう見てもアルバイト店員が、 (このままで、よろしいですか?)と私に聞くと、返事を待たずにそのままャ鴻唐ニ商品を渡してよこしました。 スーツ姿で封筒を一つ持っているだけの50過ぎの男が、モナカを一つ持って街の中を歩けますか!? 大切なのは、人かなぁ、資源かなぁ、コストかなぁ… 饅頭二つを丁寧に包装してくださった、昨日の大丸屋のお婆さんに言いつけたくなりました。