アート@つちざわ 59番 旧佐々木理容 作家名は大内公公&金子信行
いらっしゃ〜い…という感じですね。
ここでは、
家の中に入って、戸のガラス越しに外を観察し、
次に来る人の表情が
(ぎょっ!)と劇的に変化するのを見るのが、
正しい見方だろうと思います。
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今年の国体も終わりました。
明日は、陸上競技とハンドボールの2競技を残すのみで、その後、閉会式が行われます。
岩手県勢は、だれも勝ち残っていませんので、明日は閉会式のみの登場です。
今日が最後の競技日でした。
手もとの個人的な集計なので、とても危なっかしい数字なのですが、
男女総合成績を表す「天皇杯得点」の競技得点(8位以上に与えられます)は、冬季競技を含む40競技中14競技が獲得し、その合計は315点になる見込みです。
これに参加得点(本大会に出なくても東北ブロック予選に出ればもらえます)の、40競技×10点の400点が加わり、
明日発表される天皇杯得点は、715点になるはずです。
昨年は、
19競技で812.5点(競技得点412.5点、参加得点400点)でしたので、競技得点は点数で97.5点減、昨年を100とした指数では77となり、ほぼ4分の一の減です。
71回国民体育大会に向けた選手強化を始めて4年目。
去年までの3年間の「基盤整備期」を終え、「充実期」初年の成績がこれでした。
天皇杯順位は、明日、全競技が終了してから出てきますが、目標としていた「23位」には程遠いことは容易に想像がつきます。
今年の成績は去年の成果を表しているはずです。
今の職についてから2年目の私は、責任を感じるとともに、大きく落胆しています。
(何か、間違っているのかも知れない…いや、間違っているに違いない)
間違っているものは改めなければいけません。
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「ガラパゴス・ケータイ」、略して「ガラケー」という言葉があったことを思い出しました。
日本の第2世代携帯電話は独自の通信方式を採用したため、ネット接続、カメラ、電子マネーなど最先端の機能を持ちながら、海外市場では通用しなかった。最近になって、アップルの「iPhone」など高機能のスマートフォンが執と日本市場にも進出。国際競争力に乏しい日本のケータイは「脱ガラパゴス化」を迫られている。(コトバンク)スポーツ関係者は、一生懸命、選手を強化している。
選手の皆さんも、一生懸命に練習し競技に参加している。
どちらも、
5年後の岩手開催で総合優勝するという意気込みでやっている。
そして、
スポーツ関係者は、成果は現れているといっている。
でも、
客観的に評価すると、まだまだ全国には通じない力しか持っていない競技がたくさんある。
もしかして私たちは「ガラパゴス強化」、略して「ガラキョー」をしているんじゃないだろうか…
以前、記事にした、
京セラの稲盛さんの仕事の方程式のもじり「仕事の成果=(熱意×能力×考え方)÷時間」
にあてはめて、もう一度、考え直さなければ成りません。
少なくとも、
▼今年は震災があったから(じゃあ、インターハイの史上2位の入賞数はどう説明するの)
▼強化には時間がかかるから(じゃあ、いつまで待てば全競技が入賞するの)
などという、「耳当たりのよい言葉」で言い訳をして、そのまま考え無しで進んでゆくわけには行かないだろうな…と考えています。
私も、がんばります。
皆さんも、しっかり、がんばりましょうね。
あ、
明日は、ちゃんと職場に行きますから御心配なく。