朝9時の2時、
あ失礼、虹です。
♪あか だいだいだいだいだい きいろみどり あお あいのいろ むらさき 口笛吹いて 歩けば…♪
と歌っていた子どもたちも、もはや、だれもわが家には住んでいません。
帰りに、
半月よりも少し太った月を見て、急に、強いお酒を少しだけ飲みたくなりました。
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凄いものです。文化部の高校生の力。
今日は午後に岩手県民会館大ホールに行ってきました。
岩手県高等学校文化連盟創立30周年記念式典と第34回岩手県高等学校総合文化祭総合開会式を観にいったのです。
恥ずかしながら、これまで一度もこの総合開会式を見たことがありませんでした。
今年は3年に1回の盛岡開催でしたし、わざわざお誘いいただきましたので、出席することにしたのです。
合唱あり、幕前でのトークあり、開会式史上初というバレエあり、放送専門部の作った「30年の歩み画像」あり、盛岡第二高校の筝曲部の演奏あり、生徒企画委員会の「新渡戸稲造物語」あり、盛岡市立高校のマーチングバンド”Pleasure Star”の演奏あり、紫波総合高校郷土券\部などの「名物文化部」の紹介ありと、
本当に盛りだくさん。
内容も充実しています。
とにかく、一生懸命に何かをしている高校生が、まぶしくて、まぶしくてたまりませんでした。
文化部だって運動部だって、高校生は目標を定めてその達成のために努力しているのです。
高校生のがんばりに、心から拍手を贈るとともに、御指導くださっている皆様に敬意を表します。
どうですか、エンディングに集合したこの高校生たち。とても大きなパワーを感じます。
ちなみに、一番前に写っている「企画委員」は帰りに、いち早く、ホールの外の階段に並んでお見送りしてくれました。
ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。
さて、
スポーツの人たちとは発想が違うなぁ…と感心したことが少しあります。
【その1】
生涯学習文化課の人に挟まれた座席に座りました。両隣は「文化のプロ」であったわけです。
一生懸命に拍手をなさっています。
一生懸命は私も負けませんでしたが、両隣と私では「手の位置」が全く違うことに気がつきました。
お二人とも、拍手する手は「ひたい」の位置にあります。私は「みぞおち」の高さです。
(あ、舞台から見えるのか…。
私の「拍手高さ」では、舞台上からは私が拍手しているかどうかわからないんだな!
すばらしいよぉ、感動したよぉ…という反応を演者に伝えるのも観客の役目なんだよな。)
【エンディング】
総合開会式は、最後の最後になりました。
舞台の上では、サッカー女子ワールドカップの決勝戦を髣髴とさせる、紙ふぶきが舞っています。
(綺麗だな…)
頭の上で、風船が割れたような音がしました。
何だろう…と思っていると、ホールの天井から小さな風船とリボンが、わんさかと降ってきました。
お客さまは、みんな大喜びです。
ビックリさせて喜ばせる工夫をしています。見習わなくてはいけません。
【場内放送】
せっかくだから…と風船とリボンを拾って帰ろうとすると、場内放送が流れました。
気をつけて帰れといっています。さらに、家に帰るまでが総合開会式だとも言っています。
(なかなかユーモアがあるな…)と聞いていると、続いてこうきました。
「明日からの3連休の天気予報をお知らせします!」
場内大爆笑。大成功ですね。
お客さまを楽しませることを一生懸命に考えているようです。素晴らしいですね。
さて、明日からどこに遊びに行きましょうか!