がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

1年ものマガキ

宮古湾かき養殖組合の「復興1年ものマガキ オーナー募集」のチラシが届きました。 組合のサイトで調べると、次のようにありました。
9月1日からオーナー制を始めました 数量限定で募集期間は12月15日まで 1年ものマガキのオーナー制を開始しました。 岩手県宮古のカキです。 これまでは2〜3年かけて養殖した大きなサイズを販売するのみでしたが、震災の影響により1年ものの販売をすることになりました。 粒はあまり大きくありませんが、味は大きいサイズ負けるどころか、それ以上と仲間内では言っています。
3年かけて大きく育てて販売する予定のマガキが、3月の津波で流されてしまいました。 今年、養殖を始めても、あと2年は出荷できません。 そこで「1年もの」の予約販売をして、養殖再開を目指そう…というところだなと、勝手に判断しました。 (そうか…3年かかるのか) ********** 苦肉の策…だと思うのです。 養殖業を継続するために、品質の落ちるものを出荷せざるを得ない。 本当は「3年もの」を提供したいのに…。 カキを養殖している方々にとっては、ャ潟Vーに反する一時的な出荷だろうと、勝手に、思います。 体制作り直しという希望を叶えるための「by action」なのでしょう。 手伝ってあげなければいけない…と思います。 ところで、 総合的なスポーツイベントを開催するャ潟Vーは、一体、何だったんだっけ…と自問してしまいました。 「1年もの」をつくることだっけか、「3年もの」を育てる体制を作り続けることだっけか…。 ********** ちなみに、他に「3年後もの」に対する出資を募る「『復興かき』オーナー募集」を行っている「SAVE SANRIKU YSTERS」というプロジェクトもありましたし、おんなじ仕組みで「わかめ養殖」を支援する 「三陸石巻わかめオーナープロジェクト」 などの、たくさんの「action」があります。手伝ってあげてくださいね。