ユニバーサル・アクセスとは、「(スポーツに限らず)世界的に主要なイベントをテレビなどで視聴することは、基本的人権の一部であり、これらのイベントは広く一般大衆に視聴されるよう、無料地上波で放映されなければならない」という概念である。すなわち、有料放送が台頭することにより、富裕層しかテレビでスポーツを楽しめなくなるのを防ぐ目的がある。 (早稲田大学、上沼正明・政策科学ゼミナール 鷺澤正視さんの論文から)その中には、 イギリスでは、 �@地上波によって無料放送されるべきイベント と �A有料放送可能だが、録画やハイライトによって無料放送されるべきスポーツイベント が規定されており、 ラグビーでは、 ワールドカップの決勝が�@、ワールドカップの決勝トーナメント以外の試合が�Aとして示されています。 その関係もあって、地上波で放送されているのかもしれません。 私にとっては、大変、ありがたいことです。 それにしても、 「世界的に主要なイベントをテレビなどで視聴することは、基本的人権の一部」とする考え方には恐れ入ります。 「する、みる、支える」がスポーツへの関わり…とか言っている一方で、やっぱり、「みる・支える」を軽視している自分に気がつきました。 ********** ◇「はちりき」ですよね、ハチリキ! ◆えっ!? ◇まったくぅ。ラグビーと言えばハチリキでしょ! ビデオで見ました。 ◆なんのことかなぁ…ラグビー? ハチリキ? ◇ニュージーランドの代表「オールブラックス」が試合前に踊るでしょ! もともとは、 マオリ族の戦士が 戦いの前に、手を叩き足を踏み鳴らし自らの力を誇示し、相手を威嚇する踊りだそうです。 でも、変ですね。漢字で書かれるなんてね。 ◆あ、わかった! それ、「八力」じゃなくて「ハカ」だよ。漢字じゃなくてカタカナ! HAKAだよ! ◇あらやだ。 どうりで、ハカバカしくないと思った。
視聴する権利
9月21日は宮沢賢治の命日(1933=昭和8年没)で、毎年「賢治祭」が行われていたのだそうです。
ちっとも知りませんでした。
今年も、
花巻市桜町「雨ニモマケズ」詩碑前での開催が予定されていましたが、台風の接近による荒天のため、南城小学校体育館に会場を変更して開催されるのだそうです。
さらに、
岩手河川国道事務所は、賢治祭にあわせて、花巻市上小舟渡のイギリス海岸をダムの放流調整による水位低下で出現させることを計画していましたが、こちらは中止になったのだそうです。
残念ですが、私たちの都合で自然が動くものではないということを、今日もまた思い知らされました。
列島縦断が予想されている台風15号の被害が、できるだけ小さくなりますように…と祈ることしかできません。
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とはいえ、
たぶん台風の影響のないニュージーランドでは、ラグビーワールドカップ・1次リーグ「日本vsトンガ」が、今日の19:30(現地時間?)から行われる予定で、今夜も夜中に地上波でテレビ中継があります。
衛星放送でしか見ることができないという先入観をもっていたために、
休日の午後に地上波で放送された善戦のフランス戦を「立ち見」せざるを得なかった私は、
ニュージーランド戦に引き続き(ビデオに撮って、後でゆっくり…ですが)テレビ観戦することに決めています。
(台風で停電しなければいいなぁ…ところで、いつから、地上波で見られるようになったんだろう?)
と調べてビックリです。
Wikipediaによれば、これまでのすべての大会で「日本戦と決勝」が地上波でも見られたようなのです。
2007年(フランス) 日本テレビ系の録画中継
2003年(オーストラリア) テレビ東京の録画中継(開局40周年記念事業)
1999年(ウエールズ) NHKの録画中継
1995・91・87年 NHKの生中継
なんということでしょう。
「全試合生中継」は有料CSでしかやっていなかった…ということを、有料CSに加入しなければラグビーワールドカップは、一切、見られないと勘違いしていただけのようです。
調べているうちに、
サッカー、ラグビー発祥の地・イギリスには、ユニバーサル・アクセス権という概念があることがわかりました。