その後、どうなっているんだろう…と、
8月
20日に閉幕した「2011 熱戦再来 北東北総体」のあちこちの会場地のサイトを覗いてみました。
だいたいは「競技が終了しました」以降の更新はありません。
もはや「お探しのコンテンツは,別の場所に移動した可能性があります」というページもあります。
現存しているページの中では、
北上市の8月31日が県内では最も日付の新しい更新です。
(そんなもの…なのかもしれない。)
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気を取り直して、
青森県実行委員会のサイトにいってみました。9月7日付け、つまり昨日の記事がありました。
題名は「
東日本大震災の復興支援活動」
名久井農業高校では、東日本大震災の復興支援活動として、北東北総体のアーチェリー競技会場を飾った草花のプランターに、参加選手の皆さんからの被災地に向けた応援メッセージを添えて、岩手県山田町の仮設住宅に設置しました。
103枚もの応援メッセージを寄せてくださった選手の皆さん、ありがとうございました。
すばらしい活動です。
是非、
このページをご覧いただきたいのですが、その中には、競技会場で選手にメッセージを書いてもらっている写真がありましたので、
私の得意技である「終わってからの思い付き」ではありません。
「花の
プランターをつくって会場を飾る」ということを決めた時点で、
大会終了後には「選手のメッセージを添えて被災地に持って行く」という計画がなければできないことです。
イン
ターハイの高校生活動は、大会が終わった時点から、イン
ターハイ関係者の復興支援活動に衣替えをして、まだ、続いていたのです。
おそるべし、名久井農業高校!
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ついでだったので、
名久井農業高校を調べてみました。
驚きました。
京都大学が主催する
「テクノ愛〜発明&事業化プランコンテスト〜」で2年連続「高校生の部グランプリ」を受賞しています。
去年は
「高機能性食用菊」(光によってャ潟tェノールを増やした食用…らしい)、
一昨年は
新宿高野の店頭に並びもしたという
「メッセージ・アップル」(眠りかけていた古い技術を応用することで、品質の良い白いリンゴを作る…らしい)
が「受賞作品」でした。
さらに、今年の
「第18回コカ・コーラ環境教育賞」では次世代生活支援部門で、次の活動が「大賞」に輝いていました。
津波被害を受けた絶滅危惧種サクラソウの採種を県と共に実施し、貴重な生物資源として保存。増殖後は株を保存する市民参加型の保護活動につなげる。さらに、塩害を受けた花壇の早期再生のために新しい除塩と土壌改良技術を開発し、花壇や農地の復旧活動に取り組む。
すごい力を持っている学校です。
もしかすると、来年も
仮設住宅の
プランターに花を咲かせることを計画しているのかもしれません。
考えてみると、
農業には、私の大好きな「一発あてる」がないような気がします。将来を見越した活動が不可欠な産業でしょう。
長い目で見て、品種改良などを行わなければなりません。うまくゆかなければ、成果は少なくとも1年先送りになるのでしょう。
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間違っていたことに気がつきました。
「その後、どうなっているんだろう…」ではありません。
「その先、どうなってゆくんだろう…」と考えるべきでしょう。
つまり、
「イン
ターハイの後、どうなった…」ではなく、「イン
ターハイの先、どうなる…」を先に考えておかなければならなかったわけです。
今日は一人で、 ぎゃふん! と言わせてください。
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岩手県でも「始めから計画していた作戦」がありました。
北上市の
「フラワーサメ[ター」です。
ちゃんと知恵を絞っている方はおられますね。
尊敬します。