がんばろう!岩手のスポーツ「岩手スポーツ検定」(今日はS級)
私は、今日、岩手県営の施設に行って、
左の写真のようにモノレールに乗りました。
モノレールの外観は右の写真です。
さて、この施設の名前は一体なんでしょう?
あ、ヒントは外観写真の下の「K」。
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今日は、東日本大震災津波の発災の日を1日目として数えると、100日目です。
仏教で言うところの「百か日」にあたります。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災なされた方々にお見舞い申し上げます。
そんな日に、
私は、神事に参加しておりました。
低頭しながら、一生懸命に
(誰にも、怪我などありませんように、そして、ここからオリンピック選手が生まれますように!)
とお祈りしておりました。
まじめに祈っておりましたので、きっと、叶えられることでしょう。
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八幡平市(旧安代町)の田山スキー場の中に「岩手県営スキージャンプ場」があります。
昭和60年の条例がありますので、その年に出来ていると思うのですが、定かではありません。
スキージャンプ場といっても、岩手県営のものは、
サマージャンプ台と呼ばれる、
雪のない時期に使うものです。
今までのものは
「K=50m」の「ミディアムヒル」台でしたが、
今日、「台開き」をしたものは「K=25m」というサイズの「スモールヒル」です。
小学生の初心者などをターゲットとする台で、これまでのK=50の台の隣に新設されました。
(左=スタートからの風景、右=下からの風景)
県営スキージャンプ場は機能アップしました。
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「こけら落としジャンプ」は小学生でした。女子選手が2人、男子選手が1人の計3名。
少し寂しい気がしましたが、なにしろ、これまで、岩手県には小学生用の夏のジャンプ台がありませんでした。
拠点となるジャンプ台ができましたので、これからは「ソフトの充実」が加速され、どんどんジャンプ人口が増えて行くことでしょう。
さて、小学生の女子選手のジャンプです。かっこいいでしょう。
この写真を見て、私は、大人の姿に興味が沸きました。
踏み切り点の左に立っていたのは、たぶん、お父さん。
右手の土手の上で写真を撮っている二人と、スタートの上にいるさらに二人は県スキー連盟ジャンプ部の方々。
たった3人が飛ぶのに、少なくとも5人の人たちが見ていてくれているわけです。
このような環境で、ジュニア世界選手権で優勝した小林潤志郎選手が育っていったわけです。
すごいですね。
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お話を聞いて(そうなのかぁ〜)と感心したことがありました。
実は、
スモールヒルのサマージャンプ台は、お隣の秋田県・鹿角市の花輪スキー場にもあります。
ただし、K=20mなんだそうです。
今回の岩手のスモールヒルはK=25mにこだわったのだそうです。
この5mの差が、ずいぶん違うとのことでした。
25mのサイズがないと「空気で浮く」感覚は出てこないのだそうです。
「20m」と「25m」ではジャンプの感覚が全く違う、つまり、楽しさにも差があるということのようです。
もしも
「25m」をつくるお金がないから「20m」に縮めるという考え方を持ったと仮定すれば…
この「5m」の縮小が「スポーツの楽しさ」に影響を与える可能性があるのです。
しつこいようですが、
国民体育大会の「縮小」は、こんな問題を引き起こすことはないのだろうか…と、ふと思ったジャンプ台開きでした。
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おっと、忘れていました。
クイズの答えは「岩手県営スキージャンプ場」です。
今回のスモールヒル新築にあわせて、モノレールも新設されています。飛ぶ量が、それこそ、飛躍的に増えるのだそうです。
【追加】
6月19日の岩手日報に「小学生向けサマージャンプ台 八幡平市に完成」という記事がありました。
どうぞご覧下さい。(6月19日 17:40)