がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

整理�Eコアバリュー

今日は、早起きをして「岩手日報杯第63回岩手県自転車ロードレース大会」のお手伝いです。

 写真をご覧いただければお分かりになるように、

 私は「この先車両通行止」地点にいますので、

 レースは一切見ることができません。

 (レース結果はこうだったようです。)

 あ、

 22番の立て札付近にあるのは「立哨員必須アイテム」ですが、

 「赤と緑の旗」以外は私物です。

 今日は説明は省きます。

レース中には、

迂回をお願いしようと、10台ほどの車に止まっていただきました。

今回は、ちょっと様子が違っていて、

1台が産直に行きたい人、1台が田んぼに行きたい人でしたが、後の8台は

自転車ロードレースの観戦・応援にいらっしゃった方でした。

「8割観戦」はこれまでの経験からみると非常に高い率で、

(自転車を見に来る人がたくさんいるんだな)

と、うれしくなりました。

右は、おまけの「タンャと虫」です。

←これをクリックすると花の全体が見られます

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さて、お弁当をもらって、

盛岡南公園球技場に「ラグビー復興祈願 第46回IBC杯ラグビー招待試合」に吹っ飛んで行きました。

釜石シーウェイブス vs 関東学院大学」の開始直前に会場に到着したにも関わらず、駐車場にスルリと停めることができました。ラッキーでした。

今年のIBC杯は、

「復興祈願」と冠がつき、さらに被害の大きかった釜石市をホームタウンとする釜石シーウェイブスが出場しますし、様々な関連イベントが企画されていました。

とんでもない数の報道関係者が来ていますし、メインスタンドの満員はもちろん、バックスタンドもご覧のとおりでした。

試合も、最終的には「釜石SW 59-17 関東学院大」となるほどの快勝。天気も上々。

気分よく見ていましたが

(あれ、ちがう、こうじゃないんだ!)…とうとう、考えがまとまりました。

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自分自身の持っている「許されざる矛盾」を解消し、「私個人の考え方」を整理するために行っている、第71回国民体育大会東日本大震災津波の被害からの復旧・復興に関する「矛盾整理」は

今日で6回目。

これまでの記事は国体震災矛盾整理というカテゴリーでまとめています。

今日のIBC杯を見ながら、こう考えました。

素晴らしい「復興祈願イベント」だ、お客さまもたくさん集まってくださっている。

関係者のご努力で、その目的は十分に達成された。

ありがたいことだ。

しかし、

ゲームそのものがつまらない。「ラグビー」としては楽しくない。

もちろん、両チームとも、一生懸命ゲームをしてくれています。釜石シーウェイブスの置かれた状況もわかっています。春のシーズンだということも理解しています。

でも、チーム同士の相性もあったのでしょうか、試合が大雑把なような気がしました。

純粋にラグビーを観にこられた方は(金返せぇ!)と思ったかもしれません。

少なくとも、

一般席の当日入場券を買って入った私は、(金返せぇ!)と思いました。

その時に、

国民体育大会のコアバリューはスポーツだろう! という考えが浮かんできました。

  復旧・復興の「おかず」として国体を開催するべきではない。

  

  レベルの高いゲームで選手の皆さんが競いあうこと、

  そして、レベルの高いゲームの中での岩手県選手の活躍を皆さんにお見せすること、

  さらに、遺産として、岩手県の競技者のレベルを高めるシステムを残すこと、

  これが、国民体育大会の「肝」だろう。

したがって、私のスタンスは北東北インターハイと同様に、

「純粋に岩手のスポーツ振興を図ることを第一義として開催されるべきである」です。

第71回国民体育大会を、

大相撲でいう「本場所」ではなく「技量審査場所」としていいのか、

新幹線で言う「フル規格(標準新幹線)」ではなく「ミニ新幹線(新幹線直通線)」としていいのか、

薬剤で言う「先発医薬品」ではなく「後発(ジェネリック)医薬品」としていいのか

という事を忘れてはいけないと考えます。

あ、

(じゃあ、2016年問題はどうするの…)ということも、当然、考えなければなりませんが、

後日にしますね。