平成23年度全国高等学校総合体育大会まで、あと100日となりました。
青森県の高校生は100日前メッセージを送ってくれています。
平時であれば
高校生が県下各地で「がんばろう100日前!」をするはずですが、
こんな時…ですので、100日前イベントも何もしてやれません。
本当にごめんなさい。
お詫びのしるしに、宮古地区合同庁舎の桜をご覧いただきます。
宮古教育事務所で宮古市・山田町・岩泉町・田野畑村の子どもたちのために一生懸命働いている方から送っていただいたものです。
力を合わせて、がんばりましょうね!
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昨日の午後の会議で、無形文化財の話がでました。
沿岸部の神楽です。
「霞」という、フランチャイズとでもいうのでしょうか、数市町村にわたる割り当て地域を回る「霞回り」をする形態の神楽があるのだそうです。
神楽宿と呼ばれる個人宅の座敷で神楽を上演して回るのだそうですが、
今回の震災で民宿などの「神楽宿」が確保できるだろうか、踊り手である「神楽衆」は無事なのであろうか、
そもそも、神楽が伝承できるのだろうか…というお話が出てきました。
幸い、神楽宿以外の問題はクリアできるようでした。
コミュニティがなくなってしまうと、地域の伝統文化も途絶えます。
あの災害で、すべてが持って行かれたのではたまりません。
土地がやせていて穀物その他の作物ができないところを、「不毛の地」というのだそうです。
地域文化・地域スポーツも、当然、復旧・復興の対象です。
街が出来上がったとしても、
文化・スポーツの観点から「やせている」ことがあってはいけないのだと思います。
17日に、陸前高田市の避難所になっている寺院で行われた「気仙成田山の花見会」の記事が、昨日の岩手日報に載っていました。
同保存会員と、会の後継者を目指す中高生計20人が太鼓を激しく打ち鳴らした。太鼓は同日までにがれきの中から回収されたものもあった。いろいろご意見のある「花見会」ですが、「後継者を目指す中高生」が参加しているのは大きな意義のあることだろうと考えます。
元気が出ます。
あわせて、
今、手を打っておかなければならないこと、細くなってもがんばって続けてゆかなければならないことは、
太鼓に限らずたくさんあるのだろうな、
数年後に、
「やせてしまった」ことを嘆くことだけは避けたいな、できる範囲で頑張ってゆかなければならないな…
としみじみと思った次第です。
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昨日、家に帰るとき、フラフラでした。
ブログも更新せず、ふろにも入らず、ご飯も食べずに寝ました。
夜中に吐き気がして何度か目が覚めました。
余震があったのですが、その時も動けず、ずっと横になって揺れがおさまるのを待っていました。
朝起きると、今度は、頭痛です。
たった、3時間、二人でお酒を飲んだだけだったのに…酒飲み能力が「やせてしまった」のでしょうか。