帰りに大通りを歩いていると、若い女性の二人組が向こうから歩いてきました。
すれ違いざまに、そのうちの一人と眼が合いました。
(あっ)
声を鰍ッずにはいられません。
去年の3月に紫波総合高校を卒業して、新幹線の車内販売をしている方です。一度、同じ列車に乗って、お話をしたことがありました。もちろん、コーヒーも買いました。
このたびの震災で、しばらくの間、新幹線が走っていませんでしたので、
クビになってはいないだろうか…と、とても心配していたのです。
平:乗ってる?
室:いいえ、今は、休ませられています…
平:震災以来、ずっと?
室:まあ、でも、走った時は乗れます。明日から新青森まで走るので、また乗ります!
平:それは何より。がんばってね。
室:はい!
安心するとともに、頼もしく思いました。
東京・新青森間が、早く、復旧すればいいですね。
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玄田有史さんの「希望のつくり方」という本が岩波新書から出ています。
その中に「希望」の定義があります。次のとおりです。
Hope is a wish for something to come true by action.
「to come true by action」でしびれています。
「希望」は「by action」で実現されるものなのだそうです。確かにそうだと考えます。
スクールウォーズのモデルとなった、京都の伏見工業高校のラグビー部が、募金をしてくれていたのだそうです。
「少しでも力になり、また一緒にプレーしたい」という気持ちからのactionのようです。
また、
黒沢尻工業高校のラグビー部も宮古高校のグランド整備に行っています。
こちらは、「同じラガーマンの苦境」を救うというためのactionとのことです。
素敵な行動です。
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◇岩手県の公式HPご覧になりました?
◆えっ!?
◇ほら、このバナーが貼られているんですよ、今日から。
◆し、知らなかった。
◇「希望に向かって 一歩ずつ」のactionが必要だ…ってことでしょう。
◆そのとおり。
◇hirafujiさん、何かaction してますか?
◆し、してるとも、このブログで…
◇あ、それ、by action じゃないですよ。
◆そ、そう…?(汗)
◇by fiction … 「行動」じゃなくて「作り話」による、でしょ!
◆ぎゃふん。