がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

ほんとうのさいわい

今日の、大通り(左)と映画館通り(右)です。 この数日間で、どんどん応援がバージョンアップしています。
********** 昨日、内閣総理大臣文部科学大臣連名のメッセージが発せられました。 地震津波に関連するもので、小学生、中学生、高校生、学校関係者にあてたものです。 中高生に向けた、 「新学期を迎える中学校,高等学校段階の生徒の皆さんへ 菅内閣総理大臣・高木文部科学大臣からのメッセージ(平成23年4月6日)」 から抜粋します。
どうか、他人の意見もきちんと受け止めながら、自分で合理的な判断ができる冷静な知性を身に付けてください。しかしそれだけではなく、他人のために祈り涙する、温かい心も育んでください。そして、件pやスポーツで人生を楽しむことも忘れないでください。 宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』には、こんな言葉があります。 「僕、もうあんな暗(やみ)の中だってこわくない。きっとみんなのほんとうのさいわいをさがしに行く。どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んでいこう」 賢治の言う「ほんとうのさいわい」とは何でしょう。この大きな災害と混乱の中で、皆さんに、このことを考えて欲しいのです。 もしも、それを皆さんが本当に真剣に考えてくれるなら、きっと皆さんは、どこまでもどこまでも、一緒に進んでいけるはずです。そしてその先には、もっともっと素晴らしい新しい日本の国の姿があるはずです。
この災害を契機に、  ▼判断のできる冷静な知性・温かい心を身につけ、   件pやスポーツで人生を楽しむ中学生・高校生に育ってほしい  ▼さらに、「ほんとうのさいわい」とは何かを真剣に考え続け、   新しい日本をつくってほしい という趣獅ナしょう。 さらに、メッセージの中で「直接被災をした皆さん」に向けて、次のとおり言っています。
直接被災をした皆さん。皆さんは、十代のもっとも人間が成長する時期に、この大きな試練に立ち向かわなければならなくなりました。 いま抱えているすべての悲しみや不安から、完全に逃れることはできないかもしれません。でもいつか、皆さんが、その悲しみと向き合えるようになる日まで、学業やスポーツ、件p文化活動やボランティア活動など、何か一つでも夢中になれるものを見付けて、この苦しい時期を乗り越えていってもらえればと願います。 学校は、あらゆる面で、皆さんが、この逆境を乗り越えていくためのサメ[トをしていきます。
素晴らしいメッセージだなぁと思うとともに、 教育に関わっている私たちも、しっかり将来を見据えて取り組まなければいけないな…と感じました。 さらに、 「件pやスポーツ」「スポーツ、件p文化活動」の記述をみて、(私たちの考え方は間違ってはいない)ということを確信しました。 「ほうんとうのさいわい」を目指して、どんどん前向きに進んでゆきましょう! (参考:小学生向けメッセージ中高生向けメッセージ) ********** 今朝、県庁のエレベーターの運転台数が増えていました。感激しました。 午後から新幹線も一関まで復旧したようです。 ひとつひとつの復旧がうれしい毎日です。 被災した子どもたちも、 きっと、本のページをめくったり、キャッチボールをしたり、ボールをけったりするたびに「ひとつひとつの復旧」を感じてくれるでしょう。 さらに、 チームでゲームをしたり、勝敗を競ったり、限界に挑んだりすることも、さらに一歩進んだ「復旧を感じる機会」となるでしょう。 被災地の皆さんにも「うれしい毎日」をお届けしたいなあ…と思える今日この頃です。