がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

離れてしまうと

 大通りの樽居酒屋、あ、失礼、ある居酒屋入口にあった黒板です。  昨夜の帰りに通りかかって気がつきました。  「頑張ろう1810(いわて)コース」というコースがあり  1,810円だそうです。  なんで、「1810」なんだろう…と悩みに悩みましたが、  1=い、8=や、10=てん で 「いわて」のようです。  思わずニッコリです。  (でも、1=い、0=わ、10=てん…でもいいよなぁ) ********** 昨日、全国の競技団体の「中止の理由」を調べている時に、題名に釣られて、ライフル射撃協会のサイト内の 「続けませんか?ライフル射撃‐第二の射撃へのご案内」というページを読みました。 サブタイトルは「引退する学生射手の皆さんへ」とあります。書き出しはこうです。
大学卒業後も射撃競技を続けようと考えている方はどのくらいいるでしょうか? 興味を持っていても、「忙しい生活の中で練習に行く暇なんてなくなるだろう」、「銃の維持はお金がかかるし面刀v、「就職で地方へ行くので、仲間がいない」等の理由で競技を離れてしまうのでは? ところが一方で、後日「もう一度射撃をやってみようかな」と思うことも実は少なくないのでは? 社会人の生活に慣れ、何か週末にできる趣味でも持ちたい…、そして学生の頃親しんだライフル射撃に思い当たるのです。でも、そこで更に気づきます。 手元にはもう何もないじゃないか。 道具を一からそろえるとなると結構お金もかかるし、またあの初心者講習会を受けるのか…。 そうして結局、射撃には戻れない…。
(そうか、大学時代は環境が整っていたのに、  社会人になると環境の変化からライフル射撃から離れてしまうわけだ。  そして、  一旦、離れてしまえば、再開するには、続けている以上のエネルギーが必要になるわけだ。) と、ライフル界の置かれている状況を認識しましたが、 再開のために必要な「大きなエネルギー」は、日本のライフル射撃に限ったことではなく、すべてのスポーツに当てはまることだろうと気がつきました。 ***** 今、被災地のスポーツ環境は「ゼロ」です。 そればかりではなく、 自分の中でスポーツに対するモチベーションを維持することができない人たちもたくさんいます。 被災していない私たち岩手県民は、 ご本人の心が折れないようにケアしなければいけませんし、 その人たちが、 やっぱりスポーツをしたいと思った時に、すぐに県内どこかのスポーツ環境を提供できるように 条件を整備してゆかなければなりません。 そうしないと、スポーツをしていた人たちを「敗者」にしてしまうのです。 踏ん張るべき時です。 絶対に逆転してやる! **********  一昨日、ご紹介した、  避難所の方々に対する  「紫波町体育協会  トレーナーの試み」  の写真を  送ってもらいました。 メールの題名には「大成功!」とありました。 さあ、出番が回ってきましたよ。 スポーツ関係の皆さん、 できることを一生懸命提供しましょう!