がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

男性参加率2割

靴屋さんからダイレクトメールが届いていました。

期間中に靴を買えば「3,000ャCント」をくれる…という趣獅ェ記載されています。

買いにゆく時は、会員カードを持ってゆかなければなりません。

(最近どこの店でも「会員カード」でお客さんを認識しているんだなぁ)

会員カードを発行しているお店では、会員カードでサーバにアクセスして、この人は何歳のどこの誰で、いつどんなものを買って…という風なお客さまの情報を得ているわけです。

(昔は「顔」でお店の人は覚えていただろうに…)

不思議な世の中なのかもしれません。

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今日は「男女共同参画センター」自主事業の

「スポーツでつなぐ男女共同参画〜地域づくりと健康づくり〜」というイベントに行ってきました。

フロアの一聴衆としての参加です。

「スポーツで築く地域コミュニティと健康 希望卿いわて」というタイトルの座談会に興味があったのです。

コーディネーターは

 NPO法人風・波デザイン代表理事の宮崎道名さんと(写真:左から2番目)

 岩手県男女共同参画センター職員の内城寛子さん(左端で半分写ってます)

ゲストスピーカーは

 NPO法人フォルダのゼネラルマネージャー・司東道雄さん(左から3番目)

 岩手県体育指導委員協議会副会長の廣長千鶴子さん(右端)

 登山ガイド・オフピステガイドの、ひらやまよりこさん(右から2番目、頭だけ写ってます)

たくさんの興味深いお話があり、とても勉強になったのですが、時間不足の感じで、

(もう少しテーマに近づけばよかったのに、もったいないなぁ)というところです。

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数えてみました。

聴衆は40人弱、そのうち男性は8名…大雑把に言って、「男性20%」です。

座談会の後には、ひらやまさんのアルパ演奏と講演、その後、ランチ懇談+食育プチ講座と続くイベントで、その内容から女性の参加が多いことは予想されましたが、

それにしても男性が少ないんじゃないかなぁ…と、とても心配になりました。

内閣府男女共同参画局のサイトでは「男女共同参画社会」を次のように説明しています。

「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」
女性側からの発信が必要なことは良くわかりますが、

受ける側の男性がもっと出てきてもいいんだろうな…と感じた座談会でした。

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◇人ごとのように…

◆えっ、主催者でもゲストスピーカーでもない私が「人ごと」のように言っていけないかなぁ?

◇自分の立場に置き換えて見てください。

 スポーツを盛んにしようというイベントに、スポーツ関係者じゃない人がどれぐらい出てきますか?

 スポーツ関係者が発信して、

 それを受けたスポーツに関わりのない人たちが「する・みる・支える」のいずれかの形態で関わり始める…

 これがないと、スポーツの発展はありえませんでしょ!

◆た、たしかに。

◇ちゃんと聞いてましたか!?

 「顔洗いサークル」が「鬼ごっこサークル」に変容していった「フォルダ」のお話を!

◆ぎゃふん。

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財団法人日本体育協会が発行する「指導者のためのスポーツジャーナル」の最新号(2011年春号)が、ついこの間、届きました。

今号の特集は「女子がひらくスポーツの可能性」です。

女性のスポーツの発展やら指導法やらたくさんのことが載っているのですが、

「スポーツ草紙」という連載ものに「女性スポーツの未来」と題して長田渚左さんが原稿を寄せています。

失礼を承知で、結びの部分を写させていただきます。

繰り返しになるが、柔道、レスリング、マラソン界などは、ここ25年から30年で様変わりをした。加えて男子の専門種目と思われていたジャンプにもボクシングにも女子選手は存在をアピールしている。かたやスポーツの自由、生きる自由を持たない女性もまだまだ地球上に生きている。

 それらの国の人々を置き去りにすることなく人類の祭典である五輪こそは発展してほしいと思うのだが…。

ここにも男女共同参画です。