今朝の
岩手山です。夕方まで雲に隠れることがありませんでした。めずらしいことです。
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今日、
職場で回覧されてきた「月刊体育施設 [スポーツファシリ
ティーズ] 2011年2月号」の特集は
「ア
イデア満載!プールの教室プログラム」でした。
(水泳教室、アクアビクス、水中ウォーキング、水中運動…こんなところなんだろうな)
という気持ちでページを開いて、腰を抜かすほど驚きました。
プールサイドに扇風機を置きヨットが浮かんでいる写真、次のページには、カヌーを漕いでいる写真。
よく見れば、縦に区切ったプールの向こう側では普通に人が泳いでいます。
【ダイエープロビスフェニックスプールのサイトからお借りした写真です】
(いったい、どこだろう?)
と一生懸命に読んでみると
新潟県長岡市の
ダイエープロビスフェニックスプールのようです。
調べると、そのプールでは
「子供たちに『水に賢い子供』になってもらえるよう、泳ぐ以外の水の楽しみを提供しております。また、大人の方の参加も大歓迎ですのでご参加お待ちしております。」という趣獅ナ
「カヌー、ヨット、シュノーケル+エアフィン、
ライフセービング、シンクロナイズドスイミング、飛び込み」の
体験教室が行われているとのことでした。
さらに調べると、
島根や大阪や
北海道や
福岡や
茨城や
香川など、全国あちらこちらでプールでのヨット教室が行われ、
栃木や
北海道や
鹿児島では、プールのカヌー利用が行われていました。
プールは人が入るもので、物を浮かべるところではない、
言葉をかえれば、
専用競技場・練習場以外では練習ができない…という先入観を、自分自身がぬぐい捨てなければいけないなと、しみじみと反省しました。
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もう一丁。
信濃毎日新聞[信毎web]の2月10日版に次の記事がありました。
七味唐辛子製造販売の八幡屋礒五郎(長野市)は9日、長野市桐原の運送会社の倉庫内にスケートリンクを設け、5月に営業を始めると明らかにした。同市内など北信地方には冬季以外に営業するリンクがないため、子どもらがアイスホッケーなどを通年で練習できる環境を整え、選手の育成につなげる。
広さ約千平方メートル、高さ約7メートルの倉庫を借り、通常のアイスホッケーリンクの4分の1ほどの広さとなる縦30メートル、横15・5メートルのリンクを整備。
というものです。
八幡屋磯五郎という会社は、実は、来シーズンJFLに昇格するサッカーチーム
「AC長野パルセイロ」のユニフォームスャ塔Tーで、その運営会社である株式会社長野パルセイロ・アスレチッククラブ は、
「AC長野パルセイロアイスホッケーチーム」も持っています。
さらに、
国体優勝のスピードスケート選手も所属していますし、
「八幡屋磯五郎は地元のスポーツ文化を応援しています」というページを自社サイト内に持っているほどの会社ですから、今回のスケートリンク整備に結びついたのだろうと思われます。
とはいうものの、
今日はこの会社の話ではありません。先ほどの信濃毎日新聞の記事の結びにはこうありました。
県アイスホッケー連盟によると、県内の屋内スケートリンクは合計5施設。新リンクについて、同連盟の中村慎理事長は「小さくても工夫次第でさまざまな練習ができる。新しい試みで期待したい」と歓迎している。
皆さんにお考えいただきたかったのは、「小さくても工夫次第でさまざまな練習ができる」です。
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◇「リミッティングビリーフ」ですか。
◆そう。
私たちは、海や湖に行かなければ、あるいは、フルサイズの練習場でなければ…
という「思い込み」に支配されているのかもしれないね。
◇さっさと動いた方がいいですね、目配りをして、率先して。
考えるよりも早く、反射的に。
◆目配り?率先?反射?
◇「重い腰」に支配されてるんでしょ?
◆ぎゃふん。