がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

世間話とミニFM

今朝、出勤途中に、知り合い二人と会いました。

お一人は同じ方向に歩きながら、もうお一人はすれ違いです。

信号の角から一緒に同じ方向に歩いた方とは、しばらくぶりでしたので、最近のわが家の様子やその方のご慶事など話が弾みます。

次の交差点で右と左に分かれると、今度は向こうからもう一人の人がやってきました。

すれ違いは時間がありませんので、雪がよく降ること、道路がひどいことをお互いに一言で表現し、(やれやれ)という表情で行き違います。

すれ違ってしばらく歩いていると、いつもよりも調子がいいような気がしてきました。

心が軽いのです。

考えてみれば、職場でも家庭でも「業務上の話」しかしていないことに気が付きました。

(「世間話」って久しぶりだな。いいもんだな。)

**********

今日の岩手日報

「FM 12年開局視野 今夏 インターハイ中継へ 市街地中心に情報発信」という見出しの記事が載っていました。

宮古市宮古コミュニティ放送研究会(伊藤敏会長)が、コミュニティーFM局の開局へ本格的に始動した。事業計画策定などの準備を進め、2012年開局を目標に据える。開局に先駆け、今夏には北東北インターハイで同市が会場となるセーリングレスリングのFM中継を行う。
という書き出しです。さらに、内容をつまむと次のとおりです。

宮古市では06年からNPO法人いわてマリンフィールドが

 ハーバーラジオというミニFM放送をリアスハーバー宮古(ヨットハーバー)で行っていたほか、

 地域のイベントなどで実験放送をしてきた実績を持つ

▼本格的なコミュニティーFM放送局開局をめざし、研究会を昨年8月に設立

▼インターハイではセーリングレスリングの競技の様子を期間限定のFM電波を使い伝え、

 市教育委員会が実施するインターネット中継とともに大会を盛り上げる

▼伊藤会長は

 「子どもからお年寄りまでが地域の情報を共有し、

  宮古に住んで良かったと思える放送を目指したい。まずはインターハイ起爆剤としたい。」

*****

私は、何度も「スポーツイベントは地域づくりの触媒だ!」とこのブログで書いてきました。

ですので、

「インターハイ起爆剤」として「コミュニティーFM」を作り出そうとする企ては、

頭が転げ落ちるほど、首を縦に振りながら、両肩が外れるほど拍手を送りつづけるところです。

宮古市

「インターハイ200日前イベント」にも市内の高校の放送部や美術部や太鼓部を参加させるなど、

様々な企てをしてきています。

宮古市にはきっと「インターハイを契機とした何ものか」が「レガシー」として残ることが確信できます。

応援したいと思います。

**********

◇朝の世間話と宮古市のFM放送に、いったい何の関係があるんですか?

◆競技場内だけのミニFMを何度か提案したことがあるんだ。このブログでだけれどもね。

◇知ってます。

 ラグビーの北上招待の時や、アジアリーグアイスホッケーの時や、IBC杯ラグビーの時でしたね。

 ミニFMで試合の解説がほしい…という程のことでした。

◆そうそう。

 で、コミュニティーFMやミニFMについて、間違った考えを持っていたなあ…と気が付いたんだ。

◇あらあら、めずらしく反省していますね。具体的には、どういうことですか?

◆既存のテレビやラジオの範囲を狭くしたものが

 「コミュニティーFM」や「ミニFM」だと認識していたんです。

◇つまり

 「電波を流す範囲や時間」が違うという考え方ですね。言い換えれば「量が小さい」。

◆そう。

 ところが、今朝の世間話で気が付いたんだ。

 「質…流す情報のなかみ」が違うんじゃないのか、

 いや、

 質を変えることがコミュニティーFMやミニFMの存在価値なんじゃないのかな…と。

◇なるほど。

 コミュニティーFMやミニFMは、既存のテレビやラジオの「小さい版」と捉えるのではなく、

 「切り口ちがい版」であるべきだ…とでもいうことですか。

◆そう。

 たぶん、インターハイを契機に作ろうとしているコミュニティーラジオは、

 「朝の世間話」のような「元気の出る、ほっとする」ものを流して、

 街の人たちを元気にするんだろうな…と思えたんだ。

◇なるほどね。

 様々なことで、

 「量」や「時間」の違いだけにとらわれて、「質」の違いを見逃したりしてるんでしょうね!

 気を配らなければなりませんね!

◆ぎゃ、ぎゃかんふん!

◇な、なんですか、「ぎゃかんふん」って!? 「ぎゃふん」の最上級ですか?

◆今日は小寒だから、小寒のぎゃふんだよ。

◇またまた、わけのわからない…

小寒は「寒の入り」。「ぎゃふん」に「かん」を入れたのだぁ!

◇…(ば、ば、ばかみたい)