今日は、栄養教諭・学校栄養職員の研究大会にお邪魔してきました。
開会行事での県学校給食研究会の会長さんのご挨拶の中にこのような言葉がありました。
「育てたように子どもは育つ…というよりも、食べさせたように子どもは育つといった人がいました。」
なるほど、そのとおりです。
その中には、形態的な発育のことだけをおっしゃっているわけではなく、「心身ともに」という意味が含まれています。
家庭全体の「生活習慣」でしょう。
昨日、文部科学省が発表した「平成22年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果」によれば、
「毎朝朝食を食べる」子どもの率は
岩手県の小学生(5年生)のうち
男子が93.6%、女子が94.0%で、男子は日本一、女子は日本で2番目に高い率となっていますし、
中学生(2年生)では
男子が91.4%、女子が90.0%となっており、男女とも全国2位の結果でした。
つまり、
岩手県の9割の家庭は「子どもに、毎日、朝食を食べさせる生活習慣」を持っているということになります。
頼もしい限りですが、
実は朝食を毎朝食べさせていない家庭が1割もあるということも言えます。
「食べさせたように子どもは育つ…」 こちらは、恐ろしい限りです。
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今朝の盛岡市内の道路は、積もった雪がすっかり凍って、今シーズン初の「でろん
でろん」でした。
車はさっぱり動きません。
栄養の研究大会は、盛岡駅西口が会場でしたので、(歩くが早いな…)と徒歩移動を
始めましたが、運よく駅行きのバスがやってきてバス移動に変更しました。
帰りは、
盛岡駅のロータリーにバスはなく、乗車を待つ長蛇の列でしたので、やっぱり(歩く
が早いな…)と、
歩き始めました。
盛岡駅から大通3丁目交差点までは歩道の日当たりもよく、ャJャJと快適でした。
(ああ、いい散歩だ)
しかし、大通の商店街に入った途端、陽が当たらなくなり、寒さが身にしみます。
(アーケードのせいかな、通り中が日陰だぁ!
中央通りにはアーケードはないし、片側2車線で広いから、北側の歩道だったら
陽がさしているだろうな。)
と、映画館通りから中央通りに逃げることにしました。
しかし、中央通りの北側も、半分ぐらいの歩道には向かいの高いビルの陰が落ちていて、ャJャJとは行きません。
がっかりです。
冬のお散歩は消雪歩道が完備されていても、日当たりが重要な要素になることに、はじめて気が付きました。
真昼間に歩いてみないとわからないこともたくさんありますね。