どうです、堂々たる行進。
今日の午前中、岩手県立盛岡南高校第24回体育科実技発表会を見る機会に恵まれました。
毎年、この時期に「体育科」で学んでいる生徒たちが、授業の成果を発表する場として行っているものだそうです。
発表会では
体育科体操(1・2・3年男子)、ダンス(2・3年女子)、組体操(1年男子)、
よさこいソーラン(3年男女)、クラブ紹介(剣道・バレーボール・体操)
さんさ踊り(1・2・3年女子)、そして、写真の集団行動(2・3年男子)が、
2時間にわたって行われました。
初めて見たのですが、「素晴らしい」のひと言につきます。
多くの中学生や、父母の前で演技している生徒は、全員が本気です。
大人数が、みんな一生懸命に大声でかけ声をかけて真剣です。
(こんなに多くの、本気の高校生を久しぶりに、いや、初めて見たかもしれないな…)
なぜか、涙がでました。
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集団行動は2・3年生です。
組体操は1年生です。
考えてみれば、
複雑な分列行進などを繰り返す「集団行動」のほうが数段難しい訳ですが、
見た感じは人間ピラミッドなどを作る、「組体操」の方が難しいように思ってしまいます。
「回れ右前へ進め」の指導をしたことがある人は、たぶん、うなってしまうほどの集団行動でした。
ありがたい経験でした。
盛岡南高校体育科の「伝統」は、こうして受け継がれてゆくんだな…としみじみと感じました。
いや、「科の伝統」というよりも、「学校の文化」なのかもしれませんね。
さて、明日も元気にがんばりましょう。