がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

戻して伸ばす

キグレサーカスが破綻した…というニュースが流れています。(毎日.jp

「キグレNEWサーカス」は8月から9月のほぼ2ヶ月間、矢巾町にテントをたてて公演していました。

まだ子どもが小さかったときにサーカスを見に行った記憶がよみがえり、見に行きたいなと思っていたのですが、猛暑やなにやかやが理由になって行きそびれてしまいました。

書店で気になる本を目にした時には、無理をしてでも買わなければなりません。買わないでいると、その後、見つけられなくなる経験を何度もしています。

今朝の新聞でサーカスのニュースを読みながら、そのことを思いだしました。

キグレサーカスの岩手公演は「5年ぶり」だったとのことですし、岩手公演が最後の公演だったとの記載もありました。

生きているうちに岩手でサーカスを見ることが出来るのかなぁ…と不安になりました。

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第65回国民体育大会もおわり、様々な場面で成績の報告をしています。

  �@男女総合成績(天皇杯)では、昨年の競技得点に68点上積みし、順位は6つあげて33位

  �A女子総合成績(皇后杯)でも、競技得点を56.5点伸ばし、順位も7つあげて37位

  �B男女総合成績の33位はここ10年間で最高の順位で、強化の成果が現れている

  �Cしかし、71回国体を目指した長期強化計画で設定した今年の目標25位は達成できていない

  �D今後、更なる選手強化を進める必要があると認識している

語りっぷりがいいのかどうかわかりませんが、

聞いている皆さんは「�@�A�Bそして�D」という印象で報告をお聞きになるようで

(前進、上昇機運だね、がんばりましょうね…)とおっしゃいます。

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時事通信社が発行している「内外教育」という定期刊行の情報紙があります。

その中に、

文部科学省が発表した2009年度の「体力・運動能力調査」に関する記事がありました。

見出しはこうです。

「向上の傾向が全般に鮮明 ‐小・中学生は立ち幅跳びが苦手‐」

文中に、順天堂大学の内藤久士教授のコメントがありましたので、失礼を承知で孫引きをすると

 ▼前年度よりも積極的に上向いてきたという感触を持っている

 ▼(そのうえで)過去のピークだった1985年度を目指す勢いはまだない。その意味では少し持ち直した程度だ

 ▼国、各教育委員会、各学校を挙げた方策の手を緩めてはいけない

と、ありました。これを読んだ私は、(うっ…)と思ったわけです。

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◇「もどす」と「のばす」ですね。

◆う〜ん、そのとおり。ほら、見てごらん。国体で獲得した競技得点を表にしたものだ。

◇ははははは、得意のごまかしをしてますね?「過去10年で最高」といってるのに8年分しかないですよ。

◆競技得点が変更になってからの分です。

◇あら失礼。とはいえ…

◆とはいえ?

◇競技得点の合計は3番目ですよ。各種別の得点の最高点が「白抜き」ですね…どの種別もトップではない。

◆よく気がついたね。

◇「過去の水準に戻ってきているかな」…というレベルでしょう、今は。

 どれどれ、白抜きを足してみると…568.5点ですね。参加点を加えると、968.5点。

 今年の順位にあてはめると、天皇杯順位が22位じゃあないですか!目標クリアですよ!

 それはさておき、

 結局は、まだ、順位では11年前、得点では「白抜き」に「もどす」ことができていないと言えるんですよね。

◆…(グ、グサリ)

 は、はやく戻さないと…

◇「もどす」だけでは目標を達成できませんよ。

 「もどし」たうえで、「のばす」ことをしないと、到底、届きませんよ。

 これまでのやり方では「もどす」だけ。そこからさらに「のばす」には、発想の転換が必要ですよね!

◆うっ、げろろろろ、きゅぅぅぅ、ばたん!

◇や、やだ。嘔吐・失神!

 hirafujiさんが、「もどして」「のびて」も何の意味もありませんよ!