志功とスケート場
昼休みの岩手山です。「いものこ汁」の恋しい季節になりましたね。
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東奥日報のネット版に、棟方志功記念館と青森県立スケート場のコラボイベント・「こころとからだの体験学習」が載っていました。(記念館の告知andスケート場の告知)
内容は、スケート場を3回使えば、棟方志功記念館の入場料が無料になるというものです。
スポーツ同士のものは、2006年の日本ラグビー協会と東京ヤクルトスワローズの相互チケット割引イベントなどが思い出されますが、「スポーツと文化」は私の記憶にはありません。
「こころとからだの体験学習」…ネーミングも素晴らしいなぁと感心しました。
気になったので調べてみると、
平成20年の入場者数は 青森県営スケート場が 73,528人(アイススケートとインラインスケートの利用者合算)、棟方志功記念館が 28,649人でした。
乱暴に言えば、
青森県では、棟方志功を見たい人よりもスケートをしたい人が3倍多い…ということですし、
さらに、
スケートをしに来た人に「棟方志功も見に行ってよね」…と誘導するしつらえをしているということです。
スケート優位です。
ここまで来ると、やっぱり気になるので調べたくなりました。岩手県の平成20年度の入場者数です。
岩手県営スケート場 36,688人、岩手県立美術館 76,463人…
美術館の規模などに違いはあり、単純な比較は出来ませんが、
岩手は青森と違い、スケートをする人よりも美術館に行く人のほうが多いように見えます。
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◇そうばっかりは言えないでしょう。
◆なにが?
◇足してみてご覧なさい。
青森は、スケートをした人と棟方志功に行った人を合わせると、102,177人。
岩手は、113,151人。
件pかスポーツで人生を豊かにしている人のトータルでは岩手のほうが少し多いですよ。
◆そ、そうだね。安心した。
◇あらららら、素直ですね。
でも、安心してると、
麓から岩手山の素敵な姿を見て楽しんだほうがいいと思う人のほうが、
岩手山のてっぺんから風景を見たいと思う人よりも多くなっちゃいますよ。
実はhirafujiさんも、前者なんじゃありません?
◆ぜ、ぜんしゃ、もとい、善処します。