どうですか、このお客さまの数!
盛岡南公園球技場で行われた、
東北社会人サッカーリーグ1部「グルージャ盛岡 vs 福島ユナイテッドFC」の様子です。
リーグ4連覇、そして、11月にJFL昇格をかけて行われる「全国地域リーグ決勝大会」に出場するためには、暫定首位の福島ユナイテッドに勝たなければなりません。
引き分けも負けも許されないのです。
国体の成績も気になりますが、ここは一つ、応援に!と良い天気も誘われて出かけた次第です。
応援のかいがあって、結果は2対1でグルージャの勝ち。
地域リーグ決勝大会での活躍をお祈りします。
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サッカーとラグビーでは、様々な違いがあります。
来週、盛岡南公園ではラグビーのトップリーグがありますので、比べていただきたいのですが、
お客さまの数は、サッカーの方が、断然、多いと思います。
入場料が無料の関係があるのかも知れませんが、
メインスタンドが満員なのはもちろん、駐車場があふれるほどの人出です。
どうしてだろう…と考えながら試合を観ていたのですが、途中でこう思いました。
「ため息の数」かな?
両ゴール裏に陣取った「応援団」が、太鼓や歌やブブゼラで応援しています。
それにあわせてスタンドのお客さんが、マフラータオルを振り回します。
大声援に包まれてゲームは進行しますが、
シュートが外れた時には、
応援しているお客さまは例外なく「ああぁ〜」というため息まじりの声を発します。
「期待→ 落胆 → 期待 → 落胆」のサイクルがラグビーよりも多いような気がしますし、
そもそも、
ラグビーには、「攻めて、攻めて、最後に失敗」する「ため息」はほとんど無いような気がします。
ラグビーにもラグビー独特の「観る楽しさ」があるのですが、どうやってお伝えしたらいいのかな…
と考えると「ため息」が出てしまいました。
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ボールボーイとラグビーでは呼びますが、
サッカーでは何というのでしょうか。
いわゆる「タマひろい」のことです。
今日のゲームでは
グルージャ盛岡のジュニアチームの選手が務めていました。
素敵なことです。
彼らの当面の目標は、
今、目の前で戦っているトップチームの選手たちなのです。
決してゲームから目を離さない彼らは、きっと、こう思っているでしょう。
(次は、僕だよ)