がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

人でなし以下

今日は、リアスハーバー宮古から望む月山をご覧ください。

まったくの私用で宮古市に行ってきました。

とはいえ、脇を通ったのに素通りも出来ず、ヨットバーバーに寄ってみると、高校生が強風の中、ヨットの練習中です。

16日・17日に行われる新人戦に向けての練習でしょう。

しばらくすると、

船外機のついた艇が接岸し、運転していた宮古高校のヨット部の先生が、上下雨合羽・ライフジャケット姿で、本当に寒そうに船からあがってきました。

休日は、丸一日、海に出ているのでしょう。

こうやって、全国レベルの高校生を育てているんですね。ありがとうございます。

宮古高校は、今年のインターハイ女子FJ級ソロ・デュエットとも準優勝、国体は女子SS級6位)

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太平洋を見たとたん、今日の勝敗の行方が気になりました。

あ、ごめんなさい。

国民体育大会ではなく、秋田県大将が記者会見で次のように「大言壮語」していたイベントです。

「今年は勝つことしか考えていない。

    太平洋が見える所まで県境を広げるつもりで頑張る。作戦は秘密です」

「いわてあきた県境国酉合戦2010」という、私好みのイベントが10月3日に西和賀町の巣郷温泉で行われるという報道がありました。(岩手日日新聞

 ▼共通の文化や歴史も多い岩手、秋田両県の県境に位置する西和賀町横手市が、

  年に1度綱引きの勝敗で県境の位置を決めるイベント。

 ▼昨年から行われているもので、昨年は岩手の勝利。

 ▼今回の国取り合戦は、両県が会場で参加者を募って各30人による「綱引き」の3本勝負

  (男、女、男女混合)

 ▼勝った県は国道107号沿いにある県境を示す標柱を約50�p相手側に移動し、

  敗れた県の振興局は相手の県旗を1週間掲揚。

 ▼綱引き以外にも、関連イベント多数あり。

帰ってきて調べると今年の勝負は「秋田の勝ち」で県境は20cm東に動いたということでした。

秋田の「意気込み勝ち」でしょうか。

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◆調べたんだよ。

 西和賀から海の見えるあたりまでは150km以上もあるようなんだ。

◇それで?

◆綱引きで勝って50cmずつ県境を押してゆくから、30万連勝すれば良いということなんだよね!

◇豪勢な大風呂敷話ですね!大好きですこんなお話!

 でも、

 「県境」は「ほら話」だから笑い話で良いんですけれども、同じような作戦を間近で見ている

 ような気がします…

◆ど、どこで?

◇今年は一回戦で敗れたけれども

 来年は二回戦進出、そして、三回戦、準々決勝、準決勝、決勝ととんとん拍子に進んでいって、

 ほぉ〜らね、6年後には決勝で勝って優勝するから、2016年の岩手国体は余裕綽々だよ!

 (にやり)

◆(ひやり)

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さっき、千葉県にいる国体ボクシングの関係者から電話がありました。

(hirafujiさん、明日は、

 少年フライ級決勝、佐々木健介の応援に来るよね!まさか他の競技に行ったりしないよね!)

ごめんなさい、行けません。

他の競技どころか、明日は、盛岡のいつもの事務室にいます

2006年には

「選手を見れば『こいつら、何点取れるかなぁ』としか考えない私は、たぶん『人でなし』になってしまったと」思った私ですが、

今は、

「選手も試合も見ずに机の上で点数だけを数えている私は、『人でなし』よりもひどい人間である」ことに気がつきました。

ふぅ。