昨日は、雫石のお墓参りです。今日は、弘前のお墓参りです。
お盆は大忙しです。
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いつも弘前のお寺に行く時に通っていた
「吉野町緑地公園」の
「吉井酒造赤レンガ倉庫」脇にある
「AtoZメモリアルドッグ」の写真です。
去年も一昨年も写真撮影ができませんでしたが、
今日、やっと、撮影成功です。
作者は奈良美智(よしとも)さん。
彼の展覧会が
赤レンガ倉庫で行われたことを記念して
設置されたものだそうです。
ちなみに、盛岡市のアイーナの総合案内前のエスカレーター乗り口付近にある
「もりおかわんこ」も奈良さんの作品です。
大きさの比較のために、hirafujiを並べてみました。(→)
大きくてすごいでしょう。でも、絶対、噛み付きませんからご心配なく。
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私の写っている写真は、妻に撮ってもらったのですが、
写真を撮り終わった頃、踏み切りの方から自転車に乗った男子高校生がやってきました。
自転車を降りて、私たちに向かってこういいます。
「写真をお撮りしましょうか?」
制服姿でワイシャツの胸には素敵なエンブレムが付いています。スラリとして日焼けした高校生です。
お願いしない手はありません。
「赤レンガをバックにした犬と私と妻」の写真を撮ってもらいました。
高校生にお礼を言いながら、場所が弘前高校の近くでしたので、「弘高?」と聞くと
「いいえ、東奥義塾高校です!」と胸を張って答えてくれました。
「おお、ギジュクかぁ!素晴らしい!」と私が言うと、妻がすかさず
「東奥義塾!最近、いろいろ頑張っている学校だよね!」とかぶせました。
「はい!」という返事を残して、彼はごく自然に自転車に乗って去ってゆきました。
学校帰りの男子高校生が一人で観光客に写真を撮ってくれる街、そんな高校生を育てている学校…おそるべし。
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調べました。
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〔I〕校 訓
「敬神愛人」
「敬神」は『主を畏れることは、知識の初めである。』(箴言1章7節)に基づくもので、神を敬い、神の意志に服従することを人間形成の根本としている。従って、このことの具現のため、毎日の礼拝が行なわれている。礼拝は本校教育の一部というよりも、むしろ、キリスト教教育の根源としてとらえているのである。〔�U〕教育目標又、『自分自身を愛するように、隣人を愛しなさい。』(マタイによる福音書22章39節)と言われるごとく、隣人(他者)に対する温かい心づかいと、その実践を命じられているものとして、すべての他者に対し、その人権を尊重し、共に生きることに力を注ぐことを教育の理念としているのである。
1.被造物としての限界を知り、大いなる存在に畏敬をもつて生きる人間の育成
2.他者に対する温かい心をもち、喜んで自らの力を生かす努力をする人間の育成
3.真理を愛し、責任感をもち、たえず自らの向上を目指す人間の育成
4.自ら考え、自ら判断し、確信したことを勇気をもって行動に移せる人間の育成
5.感謝の心をもつて生きる人間の育成
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今日の彼も「敬神愛人」の精神で私たちのカメラのシャッターを押してくれたのでしょう。
スキーが強かろうが、野球が強かろうが、東京大学に何人入ろうが、
旅行者に写真を撮ってあげましょうという生徒を育てていない学校はダメなんだろうな…としみじみと感じたお墓参りでした。
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◇素晴らしいですね、「敬神愛人」。
さすがに、
岩手県唯一のオリンピック金メダリスト・三ヶ田礼一さんをはじめ延べ27人のスキーオリンピック選手を輩出した学校ですね。
スーパーキッズのスローガンも「敬神愛人」ではいかがです?
◆た、確かに…。
それはさておき、
お盆には仏様だけではなく、神様も降りてきているんだなぁ…と思ったよ。
◇そうですね。
ところで、hirafujiさんは、「ケイシン ジンアイ」ですよね。
◆えっ!?「アイジン」じゃなく「ジンアイ」?
◇はい。
「軽信 塵埃」
◆ぎゃふん!