昨日の夕方から見当たらなくなっていたシャープペンシルが、今朝も見つかりません。
どの引き出しにも入っていませんし、考えられる書類の間にも挟まっていません。
会議の出発時間も迫ってきて…
(昨日、急に田んぼで亡くなった叔父さんが持って行っちゃったのかなぁ…)
と、「お気に入り」ではないシャープペンシルを持って出発です。
書き塩梅が今ひとつでしたが、何の支障もなく筆記することができました。
事務所に戻って(さてと…)とコンピュータのキーボードを動かすと
「コロン」とキーボードの下に挟まっていたシャープペンシルが転がって出てきました。
昨夜、叔父さんの穏やかなお顔を見ながら、ちゃんと拝んできたので返してくれたんだと思います。
ご冥福をお祈りします。
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さて、今日は、盛岡市で開催された
「平成22年度北海道・東北ブロック学校給食研究協議会」に出ていました。
私の「最弱点」である「学校給食」が徐々にわかってきつつあります。もう少しすれば「食育大王」と呼ばれるかもしれません(笑)。
会議には文部科学省の方をはじめ、日本スポーツ振興センター、全国給食会連合会などの方々がお見えになっています。
参加者は東北6県と北海道、新潟の8道県から、教育庁(教育委員会事務局)と各道県の学校給食会の代表の方々でした。
文部科学省からの説明がありましたが、その途中で、文部科学省が作ってこの4月に配布した
「学校給食の理解促進のための学習教材 健康で豊かな人間性を育んでいくために」という副題が付いた
「学校給食を通じた食育の推進」という驚くほど詳しい表題が付いたDVDが放映されました。
なるほど、
「学校給食の理解促進」にはもってこいの内容でした。
ご安心ください。その内容を皆さんに伝えようなどという無謀なことは考えていません。
お伝えしたいのは、その中に出てきた子どもの発言です。食に関する教育を受けた男の子がこう言いました。
「『頭で食べる』ということが、よくわかりました!」
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◇お食事は、お口で食べるものでしょう、頭じゃなくて!?
◆そうじゃなくて、
自分で、季節や地域に応じた、バランスの取れた食品を選択し、望ましい食生活を営むということが、
「頭で食べる」でしょ!
◇あ、なるほど。
「考えて食べる」ということですね。
◆スポーツでも、同じことが言えるような気がするよね。
「頭で運動する」
◇ああ、自分で
目標に応じた運動の選択や、各種の運動をバランスよく行い、望ましい生活習慣を確立する…
という程のことですね?
◆うん。
他の人にあたえられたものや、本能に従ったものだけを摂ったり、行ったりしてはいけない…
ということだよね。
◇そう考えれば、小学生が「頭で食べる」と発言することは素晴らしいことですね。
◆そうそう。君も「頭で働く」ようにね!
◇し、失礼な!
◆ごめん、ごめん。
ところで、君は山の中でする食事が好きだったの?ちっとも知らなかった。
◇えっ!?
◆だってさっき、
「お食事は、奥地で食べるもの」って行ったじゃない?
◇「お口」