がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

態度表明社会

今日は岩手山がとても綺麗です。すがすがしい朝でした。

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(株)盛岡博報堂が主催して「博報堂生活総合研究所プレゼンテーションツアー2010」という催しが、6月1日に行われるというチラシが回ってきました。

プレゼンテーションが2本予定されています。

一つは

「態度表明社会〜賛成の連鎖が流れを変える〜」

もう一つは

「スポーツマガジン『Standard』で岩手をつなぐ。〜岩手をひとつにするのは、スポーツだ〜」

「態度表明社会」という言葉がなんとも気になります。

 チラシにはこうありました。

これまで日本人は、とりわけ岩手県民は、自分の立場をはっきりと表明するのがどちらかといえば苦手といわれてきました。

しかし今、“思い切って“自らの「態度」を、何かをはじめた・やめたといった行動として示し、

そのことを他の人に「表明」する“態度表明者”は各4割も存在しています。

生活者の行動様式は、「現状黙認」から「態度表明」という新しい幸せの発見行為へと変わってきているのです。

これからは、生活者の態度と企業の態度が共鳴する場所が市場となり、そこから生まれる【賛成の連鎖】が流れを変えてゆきます。

わかったようで、よくわかりません。

ここに「態度表明社会」について詳しく述べたページがありますので、なんとも気になって仕方のない方はご覧ください。

そこには

生活者の「態度表明」は消費行動にも広がる。

商品の本質や意味の問い直し、ブランドの思想や価値観の見極めなど、企業にも明確な態度を求めた上での選択が進むだろう。

それは生活者が「好き・嫌い」ではなく「賛成・反対」という態度で企業を選ぶことを意味している

という記述がありました。

つまり、

選択の基準が、「好き・嫌い」という「感覚」から、「賛成・反対」という「思考」にシフトしつつある…

と読めます。

スポーツをしてきた私たちが、

「好きだから」という理由で、考えなしに他人にもスポーツを勧めてきたことが「スポーツ離れ」を引き起こしている理由なのかもしれないな、

きちんと説明して「賛成者」を増やす努力が欠かせないなぁ…と考えさせられてしまいました。

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午後2時になると

「岩手のスポーツの発展状況の確認をしなければならないので、テレビをつけてもいいでしょうか?」

という声が上がりました。

当然「オーケー」です。

今日は今年のサッカーワールドカップの日本代表メンバーの発表の日です。

さあ、岩手県人初のサッカーワールドカップ3大会連続出場はあるのか!? と期待ワクワクでしたが、

岡田監督の口からは「小笠原満男」の名前は出てきませんでした。

残念です。今後の活躍を期待しています。

さて、サッカーはすごい…と思い知らされたことが二つありました。

�@ あのNHKテレビがニュースの枠内でメンバー発表を生中継するほど、サッカーワールドカップの代表選手の価値が高いこと。

�A 監督が日本代表選手を名字でしか発表していないのに、(ああ、彼!)とわかるほどサッカー選手は有名であること。

何が違うのかなぁ…と、しばらく動けませんでした。