午前中は2016年に岩手県で開催する第71回国民体育大会の関係の会議に出ていました。
内容は、
大会の「開催方針」に則った具体的な取り組みの方向性を明らかにするために「開催基本構想」を作って皆さんにお知らせする部会を作り、動き出そうというものです。
たとえば
来年開催の山口県では「第66回国民体育大会開催基本構想」をこんなふうに作って公表しています。
中身を少しご紹介します。
▼基本目標は「県民の英知と情熱で創る 夢と感動にあふれる国体」
▼その実現に向けて「5つの力を発揮する」
�@「50万一心」による県民力の発揮
�A個性あふれる市町の地域力の発揮
�Bトップアスリート育成プランに狽�樓た競技力の発揮
�C維新の歴史と豊かな自然が織りなす山口の魅力の発揮
�D新たな国体に向けた創造力の発揮
どうでしょう、
国体は「スポーツ関係者」による「スポーツ関係者」のためのイベントではないことが、よくわかりますね。
これから、私たちも皆さんにこのことをお伝えする「基本構想」を作って行きます。
お楽しみに!
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あ、これをお知らせしたかったのではありません。
会議冒頭に、
「報告事項」があり、他の会議の審議内容が報告されることになっていました。
しかし、
その前に、
「そもそも国体とは」「岩手で国体を開くにあたった経緯」「今まで何をしてきたか」
「これから何をしようとしているのか」ということの説明がありました。
私はそんなことは全部承知していますので、
(なにをいまさら。議事進行!)
と思っていましたが、間違いだったことに、気がつきました。
委員の中にスポーツ関係者は5人しかいません。
体育・スポーツ関係として選出されているのが2人、中学校体育連盟、高校体育連盟の学校体育団体から2人、そして、行政のスポーツ・体育主管課から私…です。
もしかすると、国体のことを知っているのはこの5人のみでしょうし、
会議を構成する19人の委員のうち、定期人事異動で10人が変わっていますので、まず、ほとんどの人が国体について知らないと考えた方が良いでしょう。
委員が変わったら、まず、全体の説明から…鉄則ですが、私はこのことを、おろそかにしてきました。
スポーツを専門としていない人がスポーツのイベントを担当することは、大きな意義があるなぁ…
と、大いに教えられた今日の会議です。
と同時に、
「国体は成功する」と確信し、さらに、「成功させねばならない」と気持ちを引き締めました。
教えられえました。