強烈に忙しい一日でした。
年度末の連休明け…などと、理由を探してみましたが、本当の理由は私の段取りにありました。
そのせいで、
お話をしに近づいて来た人を無視したりしてしまいました。
じっくりとお話を聞く余裕が、物理的にも精神的にも今日の私にはありませんでした。
心からお詫びいたします。
**********
学校のそばで、お酒のみをしていました。
新聞で発表になっているので、もう構わないと思いますが、紫波総合高校の校長先生が替わります。
新しく校長先生になる方が、引継ぎにお見えになったので、その方を交えての飲み会でした。
当然、学校の特色を出すには…という話になります。
当然、地域性を生かした教育をすること…となります。
普通に、(じゃあ、地域性は?)と話が進みます。
いろんな人がお酒の勢いを借りて、様々なことを話しますが、
やっぱり「農業」と「醸造」でしょう。役場の人も「発酵・醸造」に期待しています…
という結論に行き着きます。
そこで、今まで、何故、手をつけてこなかったのか…という質問が出てきます。
話は急にしぼみます。
もしかすると、私たちの心にあるはずの「酵母」が、もはや、枯渇してしまっているのかもしれません。
人事異動は大切です。
*****
思い出しました。
だいぶ前に、農業の関係者と話をした時のことです。
温室の花の栽狽フ話になりました。私は花がよくわからないので聞き役でしたが、その方がこう質問してきました。
「高等学校では『花』が大切だと思っているの、それとも『人』が大切だと思っているの?」
花を作ることで生徒が成長してゆくことが大切に決まっています。
でも、忘れてしまうことがあります。
そのうち、どなたかに、こういう質問をされることでしょう。
「hirafujiさんは
『スポーツ』が大切だと思っているの、それとも『スポーツをする人』が大切だと思っているの?」