年度末のせいでしょう。
今年度の仕事、来年度の仕事が錯綜して、火を噴きそうです。
そんな今日ですが、午後一番で花巻に行かなければなりませんでした。
今年も「特定保健指導」対象者に、ギリギリで指定されてしまい、保健師さんの指導を受けに行ってきたわけです。
去年に引き続き2年連続の「特定保健指導」受講です。
対応してくださった保健師さんは、さすが、プロです。
30分足らずの時間のうちに、私の状況をすっかり把握して、
ワークシートに
「私の健康宣言」を私に書かせたうえ、
「6ヵ月後の目標体重」「6ヵ月後の目標腹囲」を自分で考えさせ、その達成のために
「まず1ヶ月間取り組んでみることは」を2項目も決めさせました。
自分で決めたことですので、守らなければなりません。
トレーニングをきちんと受けている人なのでしょう、私は上手に「引き出されました」。
そういえば、
「英語のeducationやフランス語のéducationは、ラテン語のducere(導く)に由来することから、
教育とは人の持つ諸能力が引き出されるよう導くことであるとする定義がある」という説明があるように、
教員は「引き出す」名人であるべきですが、そのようなトレーニングを、最近、受けていないことに気がつきました。
あぶない状況です。
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教育産業大手のベネッセコーャ戟[ションが「体験型通販『スキコソ』」という商品の販売を始めたというニュースが流れています。
皆さんがご想像されるように「スキコソ」は「すきこそ物の上手なれ」の「すきこそ」です。
でも、
「体験型通販」の意味が理解できませんでした。
運動靴に「もっと速く走るための虎の巻」、鉄棒には「てつぼう名人になれるワザ」というリーフレットをつけて
「リーフレットと合わせて使うことで『できた!』を体感しやすいような工夫を盛り込んで」いる
という説明があり、
「道具」と、その道具を使って「体験」できることを併せて販売していることが「体験型通販」の意味なのだろうと考えました。
そして、
体験型通販がお客さまに与えるものは「達成感」。
ご覧くださいこの惹句、おそるべし★ベネッセ です。
「好き!」から始まる達成感が、子どもたちの未来の力に!
向上意欲を刺激する“体験型通販”「スキコソ」、2月よりスタート
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◇達成感ですよね、子どもたちの達成感。
◆ふぅ。
◇どうしたんですか、珍しくため息なんかついちゃって。
◆オリンピックに出たいという子どもたちの
「『好き!』から始まる達成感」を満たすことがスタートだったはずなんだが…
◇えっ!?
◆何とかしてオリンピックに選手を出して、私たちのやり方や考え方を評価してもらおう…
などという方向に曲がっちゃうおそれがあるな…と思ったんだ。
◇あ、わかった!岩手スーパーキッズのことですね、ご心配なさっているのは。
◆う、うん。
◇大丈夫、大丈夫。しっかりした人たちがやってますから!
しかし、大人にも波及効果が出てきたんですね、スーパーキッズの。
◆えっ!? どんな?
◇ほら、立派に育成されたじゃないですか。岩手シンパイオヤジが、ここに。
◆ぎゃふん。