今朝、何社目かで、やっと就職内定をもらった生徒が、その報告に来ました。
ここにきて、また、内定が出始めています。
あきらめさせてはいけませんし、あきらめてはいけません。
平:そうか、よかったね。あきらめないで頑張ったかいがあったね。食べに行くよ!
生:はい、とてもおしいので、食べに来てくださいね。
平:あと、6週間ぐらいあるね、4月まで。
生:あと、6週間ですか…。
平:わかってるよね、あと6週間。
生:わかっています。何事もないように気をつけてすごします!
平:?!
生:えっ!? 何か気に障りましたか。
平:何事もなく…じゃなくて、
あと6週間、能力アップをし続けて、立派な社会人になるの!
生:あ、そうでした。間違いました!もうひと頑張りします!
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次の二つの言い回し…いかがでしょう。
「少しずつでも良い方向に持っていけるように努力していきたいと考えております」
と
「少なくとも、講演を聞く態度を改善させます」
「将来、日本代表選手として世界で活躍するトップアスリートを目指すなど、
自分の可能性を拡げたり、見つけるチャンスになります」
と
「2009年に開催される『フリースタイルスキー世界選手権猪苗代大会』、その翌年開催される
『バンクーバー冬季オリンピック』では、彼らが主役となることは夢ではないはずです」
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バンクーバー・オリンピックのスキー・フリースタイル男子モーグルで、
福島県・猪苗代高校出身で宮城県・忍建設に所属している、遠藤尚選手が7位に入賞しました。
モーグル男子としては、日本人初のオリンピック入賞だそうです。おめでとうございます。
河北新報に「男子モーグル遠藤入賞 『最高の滑り』興奮 福島猪苗代」という見出しで報じられていました。
すごいな福島、すごいな宮城…と思って読んでいましたが、
遠藤選手は「チームリステルジュニアクラブ」の一期生だということがわかりました。
「リステル」は猪苗代のリステル・スキーファンタジアというスキー場のことで
昨シーズンの「2009年FISフリースタイル世界選手権猪苗代大会」を開催したスキー場です。
そのスキー場のフリースタイルスキーチームが「チームリステル」で、今オリンピックのモーグルで17位の附田雄剛選手をはじめ、山ほど、ナショナルチームの選手が所属している日本トップレベルのチームです。
リステル・グループが「支援事業/奉仕活動」の一環として設立した、リステルチームのジュニアチームが「チームリステルジュニアチーム」です。
設立の趣・/span>は次のとおりでした。
発足以来オリンピック選手を生み出し続ける実業団チーム「チームリステル」の下部組織として2002年春に結成。恵まれた環境と指導のもと、彼らは着実に成長を遂げ実績をあげて参りました。このような具体的な目標を掲げ、1期生が9年かかってその目標を達成したわけです。2006年は全日本フリースタイルスキー選手権大会に6名出場、FIS大会・B級大会で優勝など大舞台で活躍。
2009年に開催される「フリースタイルスキー世界選手権猪苗代大会」、その翌年開催される「バンクーバー冬季オリンピック」では、彼らが主役となることは夢ではないはずです。
すばらしい事です。
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◇すばらしいことですね!
ちゃんと具体的な目標を設定したから、達成できたかどうかがわかる。
◆そうだよね。
そう考えたとき、さっき書いた「二つの言い回し」どう思うかね。
◇「少しずつでも良い方向に持っていけるように努力していきたいと考えております」
うぅ〜ん、
考えているだけだな、これは。
◆そ、そうだよね。
◇「将来、日本代表選手として世界で活躍するトップアスリートを目指すなど、
自分の可能性を拡げたり、見つけるチャンスになります」
うぅ〜ん、チャンスをあたえるだけかな、これは。
◆そ、そ、そうだね。
◇あら、急に元気がなくなって…どうしたんですか?
◆さっきの、「二つの言い回し」の「はじめ」の方の言い回しは、どちらも私の関係しているものからとってきたんです…
◇あらやだ!しっかりしないといけませんね。
◆はい、
これから少しでも具体的な目標を探しながら掲げてゆく方向を見すえながら、
さらに、その達成に向けた努力を重ねて行くように検討をし続けたいと思います。
◇はい、はい。思うだけね!
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(おまけ)