がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

おそるべし十勝

「がんばろう!岩手のスポーツ」認定『岩手スポーツ検定』(級外問題) 【問題】  バンクーバー冬季オリンピックの日本代表に決まった選手のなかで、  学校では「サッカー部」に所属している選手がいます。何の競技のどなたでしょう。 【ヒント】  ▼北海道在住の選手です。  ▼日本サッカー協会の有望選手合宿(U-15ナショナルトレセン)にも参加した経験をもつ。  ▼住んでいる町の人口は27,364人(09年11月)であるが、   北京オリンピック陸上競技代表の福島千里選手(北海道ハイテクAC)の出身地でもある。 ********** 今朝、学校に着くと、職員の方が校地内の除雪で大忙しでした。 当然、ボイラーには手が回るはずもなく、年末に止めた水道もそのままです。 6日もの間、暖房が入っていなかった校舎の寒いこと、寒いこと。 午後になって、ようやく温まってきたかな…と感じられる頃には、生徒の課外授業が終わったため暖房が切られてしまいました。 またもや深々と冷え始めます。 とうとう、一日中、今シーズン初の「ひざ鰍ッ勤務」となりました。 ********** 【クイズの答え】  女子の「スピードスケートでは史上最年少、初の中学生の五輪代表」に決まった、  幕別町立札内(さつない)中学校3年の高木美帆選手 ********** 2万7千人の町といえば、岩手でいえば矢巾町と同じぐらいの人口の町ですが、 北海道の幕別町はオリンピック選手を、2008年夏の北京、2010年冬のバンクーバーと連続して出す、「すごい町」です。 しかも、学校ではサッカー部に所属している選手が、スケートでオリンピックに出るのですから、なおさら驚きます。 どうやら、スケートは「十勝中体連スピードスケートクラブ」という学校の垣根を越えた「クラブチーム」に参加して取り組んでいるようです。(yahoo!sports) もしも、私のようなつまらないものが、 サッカーの指導者だったら、サッカーから「とられる」と考えて、スケートを辞めさせたでしょうし、 スケートの指導者だったならば、サッカーを辞めさせてスケートに専念させたでしょう。 さらに、 中学校の校長だったら、学校外の活動なんかけしからんといって、スケートを辞めさせたでしょう。 そういうことが起きないということは、 十勝地区には「『世界に出す』ということを具体的に考えている人」がたくさんいる、 あるいは、 すでに考え方が具現化され「世界に出すことができるシステム」が完成している…としか思えません。 昨日の話ではないのですが、 「ナイス・パス!」が満ち溢れている地域なのだろうと考えられます。一度、お話をお聞きしたい地域です。 ***** ◇hirafujiさん、失礼ですよ。 ◆何が? ◇岩手でも学校を離れてスケートをがんばっている子どもたちがいるんですよ。  今シーズンの東北中学校スピードスケート大会の上位入賞の結果ですよ。ご覧ください。  優勝 女子1000メートルで牛抱結佳(滝沢南中3年)     男子1500メートルの杉山裕一(やすとも)(滝沢二3年)  2位 女子500メートルの牛抱結佳(滝沢南3年)     男子3000メートルの杉山裕一(滝沢二3年) ◆あ、そうだった、そうだった。   ここと、ここと、ここに記事があったね。  でも、なんで「学校を離れて」ってわかるの? ◇日本中学校体育連盟のサイトに平成21年度の競技別登録人数一覧があるんです。  スピードスケートの男子女子ともに岩手は登録が「0」です。  つまり、中学校の部活動としては行なわれていないという証拠です。 ◆す、するどい!参りました。  岩手にもがんばっている子どもたちがいるんだね。  がんばりつづけてほしいし、支えつづけてほしいものですね。  でもね、十勝地区はバンクーバー五輪のスピードスケートに10人もの選手を送り出すらしいよ。  やっぱり、  おそるべし★十勝 だよね。 ◇hirafujiさん、いつまでも「おそるべし」とか言ってちゃ埒があきませんよ。  もう新年なんだから、心機一転「おそうべし」で行きましょう。時間もないことだし。 ◆「襲うべし」…いいねえ。襲名の「襲」で行くか、この一年! ◇その意気、その意気。  ところで、さっきの話、あんまり大声で言ってはいけませんよ。  ああ、そんな気持ちで働いていたのかって、信頼されなくなりますよ。 ◆えっ!? 何の話? ◇新年早々、「腰鰍ッ仕事」だった…って。 ◆違う、違う!膝と腿が寒くて仕方がないので「ひざ鰍ッ」をして仕事をしていたんです! ◇あらやだ、言う人が言う人だけに、私はてっきり…。 ◆ぎゃふん!