「目覚まし時計OFF、毎日昼寝あり」の6日間を過ごしてしまいました。
明日から無事に職場復帰ができるでしょうか。外を見れば雪が降っています…ふぅ。
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今日、朝のテレビを見ていると、
サッカー天皇杯決勝「名古屋 対 G大阪」の画像が流れました。
G大阪の先制点へとつながる、ルーカスへの最後のパスを見て
「あっ!」
ネットにはこういう記述がありました。
前半6分の先制点。遠藤<求[カス♂涛。%�吹E山崎とボールを受け渡し、最後はフリーのルーカスが悠々とゴール。真骨頂とも言うべき、細かくパスをつなぐ形で優位に立った。(関西産経 2010.01.01)
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「浅田真央ら育てたナゴヤの底力」
という吉井妙子さんのコラムが2009年12月29日付けnikkei.netにあったことを思い出しました。
「浅田を中学3年まで指導していた『グランプリ東海クラブ』の
山田満知子コーチ」のお話です。
山田さんについては
バンクーバー五輪の代表になった浅田、安藤は名古屋出身。鈴木は近郊の豊橋市。男子の小塚も名古屋だ。しかも、日本人で初めてアルベールビルで銀メダルを獲った伊藤みどりを初め、1995年世界選手権代表の小岩井久美子、ソルトレーク五輪の恩田美栄、浅田、今回僅差で代表から漏れた中野友加里も山田門下生。日本代表クラスの多くが名古屋から巣立っている。
ジュニアGPファイナルで優勝し、全日本選手権でもシニアに混じり5位と健闘した15歳の村上佳菜子も今、山田さんの指導を仰いでいる。
という説明があり、いろいろなことをお書きいただいていました。
その中に次の記述がありました。
選手がワールドクラスになると、アイスホッケーやスピードスケートの選手も一緒に練習するような名古屋スポーツセンターでは満足な練習が出来なくなる。そうなった選手は、より良い環境のある場所へ送り出すのだ。自分もその選手と共に世界に飛び出すという発想は山田さんにはない。
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「日本一を決める試合で 先制点を取るのは 『私』以外にはいない。
振り向きざまのシュートをおれ様が決めてやる。アシストなんかもってのほか!」
「世界につながる選手を育てるということは、
素質のある選手を『私』が見出して、最後まで面唐�見て、世界に連れてゆくこと!」
私たちがよく持ってしまうこれらの考え方は、「システム」として正しいことではないかもしれないな…と、山崎のアシストパスを見ながら考えたのです。
個人の能力、時間などの物理的条件はそれぞれ違いがあります。
指導者や選手の能力を高めることはもちろん必要なことですが、
より有利な条件にいる人、より力を持っている人を探し出して、大切なものを渡すことは、指導の放棄でもプレーの放棄でもありません。
世界を目指す指導システムの構築…これも同様の考え方を持たないといけません。
すべてを岩手で完結できるはずはないかも知れないからです。
シュートを決める人にパスを出してあげられる力…これも大きな力なんだよなぁ、と考えた正月休み最後の日です。
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【年末年始のああ勘違い】
◆何、その保証書?
◇あ、さっき買った、「温室時計」の保証書ですね。
◆え、温室もないのに「温室時計」なんか何で買ったの?
◇あらやだ、hirafujiさん、部屋が乾燥しているからって、ご自分で「かご」に入れたでしょう!
◆…あ。(温・湿度計!)