がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

高校スポーツの原点

岩手県の高校生が、全国高校文激Rンクールの3部門で最優秀賞になったという記事が、今朝の岩手日報に載っています。 3部門で最優秀賞になったのは、1989年以来20年ぶりの快挙だとのこと、すばらしいことです。 最優秀賞に入ったのは、次の3点。  小説「ひかりのさき」で花巻北高校の佐野結菜さん、  詩「雨がすきなのよう」で盛岡第二高校の浅田李子さん  文剣博潤u黎 第9号」で盛岡第三高校の文剣煤i文月盾ヘ文部科学大臣賞も受賞) 受賞された方々、ご指導された先生方、そして、支えてくださったご家族を含む関係者の皆さん、おめでとうございます。 ***** ◇どうしたんですか、文撃フニュースをトップに持ってきたりして? ◆考えたんだ。全国で最優秀として認められるためには、何が必要なんだろうと。 ◇力と技と心…でしょう。 ◆なにそれ? ◇あらやだ。高校体育連盟の考え方でしょう! ◆……なんだか、そのフレーズでわかったようなつもりになってしまっているんだよね、私たち。 ◇えっ!?  そういわれれば、確かに、魔法の呪文のようになっていますよね、具体性を欠いて。 ◆たぶん…だよ、文撃ナ必要なことは、  「感じる力」「感じたことをわかる力」「わかったことを書きあらわす力」じゃないのかなと  考えたんです。 ◇なるほど。漢字で書けば「感受」「分析」「表現」の三つになるのでしょうね。 ********** 青森県の新聞「東奥日報」のサイト「Web東奥」に「県高総体6月4日、初の屋内開会式 」という記事がありました。
高体連は8日、青森市の県総合社会教育センターで本年度の秋季評議員会を開き、2010年度の県高校総体の日程を6月4〜7日と決めた。11年夏に本県・岩手・秋田の北東北3県で開かれる全国高校総体(インターハイ)の総合開会式の予行演習を兼ね、10、11年度の県高校総体の開会式を青い森アリーナで行う。県高体連によると、県高校総体開会式の屋内実施は初めて。
あらららら…と、2011年の北東北インターハイのサイトに行ってみました。 その中に「総合開会式」のページがありましたので、早速、確認すると、会場は新青森県総合運動公園総合体育館「青い森アリーナ」とあります。 あの、 何万人の中を行進する時の心臓が口から出てきそうになる緊張感や、大歓声を聞いた時の全身の毛がすべて逆立つような高揚感… 参加した高校生と、高校生を見にきたお客様が、こんな気持ちを感じることができないのだろうな、と、思うと残念なことです。 ***** ◇最近、インターハイでは、屋内の総合開会式が行なわれているようですが、理由は何でしょう? ◆2011年北東北インターハイのサイトには、こうあります。
平成23年度大会の総合開会式は、平成23年度大会開催基本方針に基づき、高校スポーツの原点に立ち返り、簡素・効率化に努めるとともに、大会の新たな幕開けにふさわしく、北東北三県が連携して創意工夫を凝らし、人々の記憶にいつまでも残るような企画・運営を行います。
◇ふぅ〜ん。  「高校スポーツの原点」ってなんでしょうかね? 少なくとも「簡素・効率化」じゃあないですよね。 ◆私はね、高校スポーツの原点は「感動」だと思うよ。  「感じる力」のない人たちが  「簡素・効率化」、極端に言えば「節約」こそが「善」である…と考えたりしてるんじゃないかなぁ。 ◇私も、このごろ、そう感じることが多くなってきて閉口していました。  「金額ではあがない得ないもの」ってありますよね。確実に。  でも、ホッとしました。  高校文激Rンクールと高校総合体育大会がどこで結びつくかと思ったら、  「感じる力」でなんとかくくられましたから。 ◆へへへへへ、「感じ」名人とでも呼んでください。 ◇ははははは、だから、いつまでたっても飲み会の「幹事」なんですよ! ◆ぎゃふん! ********** 昨日もみちのくプロレスをご紹介しましたが、 今日の「秋田さきがけ」にも「プロレスは地域の賑わいづくりをする」という記事がありました。 「プロレスリング・ノア」と「みちのくプロレス」の全国初の合同イベントだそうです。 ああ、観に行きたい!