◆「はやさがり」ってご存知?
◇はやさがり?
◆今日、うちの生徒は「はやさがり」しんたんだよ。
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台風18号がやってきました。
午前の早いうちは、「停電からの復旧」と戦っていましたし、午後は「運休・遅延の情報」と格闘していました。
戦争のようでした。
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短い停電が5〜6回、10分くらいの停電が1回ありました。
電力会社の関係ということでしたが、たぶん、台風の影響だと思っています。
学校での予期せぬ停電は、はじめて経験するような気がします。
あったとしても思い出せないくらい昔のことでしょうから、無いと同じです。
停電があるととどうなるか…
その1:ありとあらゆるセンサーが「異常」を訴える
ありとあらゆるは大げさですが、警報操作盤の警報が鳴りっぱなしになります。
警報を記録するロール紙がなくなって、今度は操作盤自身の「故障」表示が出ます。
停電後半は操作盤から離れられませんでした。ふぅ。
その2:常識が覆される
電気が止まると、なんと、トイレの水が流れないことが発見されました。
理屈が分かりません。
もしかすると、
屋上に水タンクのあるものではなく、ャ塔vで圧をかけている仕組みなのかもしれません。
しかも、電源操作盤は「エラー」から復旧するのに、軽く5分はかかります。
広域避難場所にはなっていますが、
自家発電装置もありませんし、電気が止まれば生活することができない施設であることに
気がつきました。
さて、どうしましょう。
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およそ600人の生徒のうち、およそ290人の生徒が列車で通学しています。
なんとしても列車通学生の帰りの「足」を確保しなくてはなりません。
どのタイミングで校長先生の判断をあおぐか…。
JR東北本線は「盛岡と一ノ関」「盛岡と北上」が往復の単位になっています。
ですから、一ノ関まで台風の影響が及べば、紫波中央駅を通る列車には乱れが出るはずです。
当然、一ノ関が判断基準になります。
一ノ関から南側の運転が見合わせられたという情報が入ったのが午後1時過ぎでした。
その時点で「通学の安全を確保するために午後の授業を行わない」という判断を仰いだわけです。
タイミングはベストだったと思っています。
さて、
情報は何が一番早かったか…というと、インターネットではなく、駅への問い合わせ電話でした。
「情報は人が持っている」ということなのですね。
それにしても、疲れた一日でした。
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◇早くも盛りがついた…という意味ですか?
◆なにをバカなことを!
早退のことだよ、「早下がり」。
◇へ〜。じゃあ、遅刻のことは?
◆お、「おそあがり」かなぁ