青蓮院門跡の国宝「青不動明王」が青蓮院で初めて御開帳されるという情報を得ていました。
なにか良くわかりませんでしたが、見ておかなくてはいけないなぁ…という気持ちで、拝観に行きました。
観光タクシーの運転手さんも(さすがの私も、見たことがない)と言います。これは、ますます外すわけには行きません。
事前学習不足の私は、恥ずかしながら「仏像」を予想していましたが、なんと、「仏画」です。
じっくりと考えてみました。
本当の人は、仏像も仏画もなくても仏様が浮かんでくるのでしょう。
普通の人は、仏画を見れば仏様が浮かんでくるのでしょう。
修行の足りない私は、仏像を見ないと仏様が想像できません。
そういえば「曼荼羅」は基本的には「絵」です。
21日に「東寺」の「講堂」で拝観した、仏像で曼荼羅の一部をあらわしたという「立体曼荼羅」を見て私は感動したのですが、
そうしないと「曼荼羅」をイメージできない人がいるはすだと考えた弘法大師空海は、失礼ながら、「慧眼」の持ち主です。恐れ入ります。
さて、
「スポーツは素晴らしいよ!」といっている私たちは、その「考え」を「具現化」する方法を考えているのだろうか…と考えさせられた「青不動明王」拝観でした。
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◇あら、私、秋にはよく「青不動」を見ていますよ。
◆えっ!? どこで?
◇今日も、沢山あったじゃないですか。
◆どこに?
◇職員室に!
◆そ、そんなばかな…。
◇ほら、見てください。今日は「ナイヤガラ」ですよ。
◆そ、それは「青葡萄」です…。