西徳田の4号線交差点脇に「海苔元」というお店があります。
看板には「のり・お茶」とありました。
何で海苔屋さんがお茶を売るのだろうか、そういえば、お茶やさんでも海苔を売っています。
海苔とお茶はセットなんだなあ、と、思いましたが、
(ところで、なぜ、セットなのだろう)
と、調べると、どうやら次のような理由がありそうでした。(ここ と ここ を手がかりに)
▼同じような乾きもの
▼同じような保存方法[水気や移り香を嫌う]のもの
▼新茶は5月、新海苔は11月と半年違いのもの
(ああ、なるほど、シーズン制!)
ということは、
贈りものの定番「お茶と海苔のセット」だと、お中元では新茶を、お歳暮には新海苔をお届けできる訳です。
お茶と海苔は「付き物」なのでした。
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東見前に「今宮神社」という神社があります。昨日、今日とお祭りで大賑わいです。
境内は昼のように明るく、歌は甲子園球場のサイレンのように響きわたっています。
でも
神社に付き物だったはずの「土俵」はなかったように記憶していますし、お祭りに付き物の「奉納相撲」もありません。
以前も記事にしていますが、神様に「相撲」をお供えするという文化は廃れたのでしょう。
流鏑馬が今でも神様に供えられている理由、相撲が供えられなくなった理由…考えてみたいと思います。
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◇そうでもないようですよ。
靖国神社では
昭和36年から「奉納プロレス ¢蝌a神州ちから祭り=@」が行われているし、
明治2年から「奉納大相撲」が行われています。
また、明治神宮や熱田神宮では横綱が「奉納土俵入り」をしているようです。
◆やっぱり、神様には、大男と力持ちが「付き物」なんだね。
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◆じゃあ、人間の「付き物」は?
◇あらやだ、お金…に決まっている、なんて、私が言うはずはありませんからご心配なく。
煩悩、悩み、ストレス…あら、なんか、ネガティブになっちゃいましたね、ははははは。
hirafujiさんは、どう考えますか?
◆今日は、「やっかみ」かもしれないと思っている。
◇あらあら、「日替わり」!? で、なんで「今日は、やっかみ」なんでしょう?
◆この記事、見た?
◇はい。
世界陸上の女子800mで圧涛Iな強さで優勝した、南アフリカのキャスター・セメンヤ選手に、
性別疑惑が浮上している
というお話ですよね。
◆たまたま、何かのはずみで、Y染色体を持った「女性」という可能性がある…ということだよね。
◇はい。
08年のドーハアジア大会で似たようなお話があった時も、
hirafujiさんは詳しく記事にしていましたね。
「『性染色体を使う検査は、八百長をしている者でなく、
知らずして体質異常を抱えている女性たちを暴くだけだ』という考え方もあります。」
とも書いていましたね。
◆そう。
果たして、大会のよく月には、
彼女が「屈辱の日々を送る」というインド発の記事が書かれたりしている。
◇たとえば、私がY染色体を持っているとしますね。
でも、私は、トレーニングをしていないから、800mを「1分55秒45」で走ることなんかできないし、
そもそも、800mを全力で走ることすらできないと思います。
◆そうだろう、そうだろう。
◇だから、今回も、
彼女が世界一に至るまでに積み重ねた努力が評価され、賞賛されるべきだと思いますよ。
それなのに…。
やっぱり、私も人間の付き物は「やっかみ」だと思います!
◆さて、じゃあ、岩手のスポーツの「付き物」は一体なんだろうね。
◇決まってるでしょう、horafujiさんです!!
◆げ、そんなに褒めるなよ、照れるじゃないかぁ。
◇あらやだ、
「憑き物」ですよ、「付き物」じゃあなくて。
さあ、お祓い、お祓い。
お祓いが終わったら、とっとと、おはらい箱!
◆ぎゃふん!