今日の「おやつ」です。
紫波総合高校の一日体験入学が行われました。
198名の中学生が学校のあらましの説明を聞いた後、
農業、情報、福祉、商業、調理、美術、音楽、書道の
8つの授業から一つ選んで体験してゆきました。
「豆腐白玉だんご」は調理の授業で作ったものです。
食感がとても良く「みたらしあん」も美味でした。
あ、ご安心ください、
職員室にあったのは、職員が「デモ」で作ったものです。
中学生はレシピとともに家に持って帰ったようです。
詳しくは、帰りに出来立てのほやほやを中学生が持って帰った「希望が丘だより」をご覧ください。
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2019年のラグビーワールドカップが日本で開催されることになったことは、既にご存知のことと思います。
以前、私もこのブログで記事にしたことがあります。
会場について考えさせられるものがあったからです。
おさらいします。
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日本ラグビー協会のラグビーワールドカップ招致特設サイトでは、立候補時点での会場が、次のとおり示されていました。
秩父宮ラグビー場を除くスタジアムは、
( )の中に記載したサッカーJリーグのホームスタジアムなどになっています。
北海道・札幌ドーム(コンサドーレ札幌)
宮城・ユアテックスタジアム仙台(ベガルタ仙台)
東京・国立競技場(柏レイソル、FC東京、栃木SC、東京ヴェルディがホーム使用をします)
東京・秩父宮ラグビー場
愛知・豊田スタジアム(名古屋グランパスがホーム使用をします)
兵庫・ホームズスタジアム神戸(ヴィッセル神戸)
福岡・レベルファイブスタジアム(アビスパ福岡)
岩手に会場がないことが悲しいのですが、
「スポーツでもっと、幸せな、国へ」をキャッチコピーとする、Jリーグの理念の「Jリーグの百年構想」は正しいものだったんだなぁ…と、いまさらながら感心してしまいました。
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◇あれれれれ、秩父宮ラグビー場は使われない可能性があるという報道を耳にしましたが…
◆よくご存知で。この報道記事だよね。
収容人数を現在の2万5千から、4万5千人しないといけないが、今の敷地では無理だろう…
ということが根拠になっているようだね。
◇あらららら、花園ラグビー場もはじめから候補地に入っていないんですね。
◆またまた、よくご存知で。会場に必須のナイター設備がないのです。
花園ラグビー場を経営する近鉄は「照明を設置する予定がない」と言っているのだそうですよ。
◇サッカーとラグビーを比べると、大きな違いは「観て楽しんでもらう」という視点だと思います。
ラグビーの東の聖地「秩父宮ラグビー場」は収容2万5千ですし、西の聖地「近鉄花園ラグビー場」は3万人のようです。
◆そういえば、そうかもしれない。
サッカー専用競技場である豊田スタジアムの収容人数は4万3千人ですから、比べ物になりません。
◇私が関わっている範囲で言えば、ラグビーは、
まだ、「する人が一番」「ごく一部のマニアが見に来る」「関係者の手弁当での運営」という世界ですが、
サッカーは「する人」「見る人」「支える人」、
つまり関わる人すべてを『サッカーファミリー』として捉えるという概念を持っています。
そして、その人たちが集まる場所としてのスタジアムの存在ということを考えているのでしょうね。
◆確かに…
だから、もう一度「ラグビー」を考えなおす機会としてのワールドカップ開催なんだよ、きっと。
◇なるほど。
いずれにせよ、「関わった人が幸せになる」ことが求められているんですよね、
ワールドカップに限らず、国体などのスポーツイベントのすべてで。しっかりしてくださいね!
◆うっ、厳しいお言葉! 何か、面白くないことがあったの、今日!?
◇食感がどうのとか、みたらしあんがどうのとか仰ってますが…私は幸せになっていません!
◆あ、食べたかったの、豆腐白玉だんご!