キャッスルベイ
海の日なので海の話題を。
今月25日から佐賀県唐津市で、
「一般男女とユース男女の計4部門に、合わせて43の国と地域から296人が出場。日本人選手は81人で、(佐賀)県勢は14人。(佐賀新聞)」という規模の、
レーザーラジアルヨット世界選手権大会が行われます。
唐津市は89年にスナイプ級世界選手権を開催し、佐賀新聞には「ヨット文化が息づいている」と書かれていましたし、「選手権では外国人選手らが一流の技で競い、市民と和気あいあいと交流した」ともありました。
その成果を踏まえての今回の開催のようです。
ボランティアの係員の方も
「我々の役割は大会と唐津の評価に直結する。責任は重大だが、地元で世界大会を手がけるなんて最高」と仰っているようです。
佐賀新聞の連載記事のタイトルも『唐津をヨットのまちに』でした。
さて、本題です。
とても素敵なデザインの公式サイトをみてビックリしました。
他の世界イベントのトップページにはありえない「冠」がついていることに驚いたのです。
今年、
横浜で開催された卓球の世界選手権は「H.I.S.」の冠が、
また、東京などで行われたラグビーのジュニア世界選手権には「TOSHBA」の冠がついたように、
スャ塔Tーの名前がつくことは良くありますが、
「市民がつくる」という冠が大会名称の頭についています。はじめてみたような気がします。
なるほど
恒常的に活動していると思われる「唐津みなとまちづくり懇話会」「地方の元気再生事業実行委員会」という団体が中心となって、
「キャッスルベイウィーク(castlebay week)」という関連イベントをバンバン行ってゆくようです。
詳しくは「唐津で、世界に出会う。」というキャッチコピーの「Castlebay Karatsu」のサイトでご覧いただきたいのですが、「blog」がお勧めですから、ぜひご覧になってください。
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◇また人口の話をしてもいいでしょうか?
◆いいよ。
◇唐津市は、12万8千人の街のようです。
◆そのようだね。
盛岡が29万8千人だから、人口ベースでは盛岡の半分以下の都市だよね。
10万2千人の花巻はよりも少し大きい街だね。
◇あ、花巻といえば、
hirafujiさんが「岩手のスポーツの中心は花巻ではないか」と前に書いていたことを思い出しました。
人口ではないんですよね、考え方なんですよね。
スポーツやスポーツイベントで街をどうして行きたいかという考え方を持っているかどうか…という。
◆そうだね。
「県民がつくる 2016年 第71回国民体育大会」という名前になったら素敵だね!