がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

中央とスコーレ

今日も自転車の話で恐縮です。

「全日本ステージ・レース第4ステージ」のリザルトを見ていて気がつきました。

個人ロードレース・岩手県オープン男子では、

盛岡中央高校の岩井優也選手が2位でゴールしています。

同じく、

個人ロードレース・オープン女子では、

盛岡スコーレ高校の藤原沙姫選手が2位でゴールしています。

どちらの学校にも自転車競技部はありません。

プログラムの選手一覧を調べてみると、監督には同じ姓の方の名前があります。

たぶん、お父さんでしょう。

岩手県では、高校生になって、次のスポーツを選ぶことは、学校を選ぶことと同義になる傾向にあります。

なぜなら、そのスポーツを部活動として行っている学校が少ないからです。

  新体操(男1・女5)、水球(男1)、飛込み(男1)、相撲(男7)、スケート(男4・女3)、

  ボート(男8・女5)、レスリング(男4)、自転車(男4)、ホッケー(男2・女2)、

  ウエイトリフティング(男4)、ヨット(男2・女2)、フェンシング(男3・女2)、

  アーチェリー(男4・女4)、なぎなた(女2)、カヌー(男1・女1)

全国高体連のサイトから、岩手県の部設置校が男女いずれも10校未満の競技を抽出しました。

 競技名の後ろのカッコ内は男女それぞれの部設置校数です。データは平成20年です。)

でも、自転車の例を見るまでもなく、

地域の方々や競技団体の方々、そして何よりもご家族の方々が子どもたちのスポーツを支えてゆく形態も目に付くようになって来ました。

どちらが良いか…

などと言うことは、様々な考え方があると思いますので、ここでは述べませんが、

岩手でもいろいろな形態のスポーツへの接し方が認知されてきたことは事実です。

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◇この大会が、もし、九州で行われていたらどうでしょう?

◆ああ、じゃあ、私は日曜日には

 目覚ましをかけずに寝坊して、夜寝るまでは昼寝して、時々起きてうたた寝をする…

 ゆっくりできたね、きっと。

◇hirafujiさんのことなんか聞いていません!

 盛岡中央の岩井君と、盛岡スコーレの藤原さんのことです!

◆あ、失礼。

 あまりに遠すぎて参加できなかったろうし、

 開催地枠とでもいえる「岩手県オープン」で出場したわけで、エントリーすらできなかっただろうね。

◇ですよね。そういう意味もあって、レベルの高い大会を岩手県で開催するんですよね。

◆そのとおり!

 だから係員の人たちも、地元の子どもたちのためにもがんばっているの!

◇ご苦労様です。

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昨日は、成績会議でした。

各担任が、気をつけなければならない、あるいは、配慮の必要な生徒のことについて説明します。

(ふぅ、担任は大変だなぁ…、体に気をつけて欲しいなぁ。)

でも、

3年B組の担任は、他の担任と同じ話をした後に、「がんばった生徒」のことを説明しました。

(本当だ。去年の今頃は、いたずらをして私に怒鳴りつけられていたのに…学年20番じゃないか!

 今度、会ったら『がんばっているようだな!』って褒めてやろう!)

その場にいない人をほめる話は、本当にいい気持ちになるものです。