何年ぶりでしょう、特急に乗りました。
座席の前の網かごには、「JR北海道 車内誌」があります。
生まれて初めて見る雑誌です。すこしどきどきして、ページをめくりました。
新幹線に慣れてしまい、すっかり忘れていましたが、
電車は、揺れるし、うるさい乗り物であることも、思い出させてくれました。
さて、私は今、どこにいるのでしょう?
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雑誌には、札幌大学の広告が1ページ載っています。広告ですが、コラム形式です。
今月号は「愛すべきスポーツに新しい関わり方を」という題名で、文学部講師の束原文郎さんの文章が載っています。
丸写しの失礼をお許しいただき、後半部分を引用します。
〈前略〉私たちの街にも、勝ち負けではなく、存在そのものを応援したくなるスポーツチームがあればなぁ…と感じた、特急白鳥でした。勝敗に依存しない関係が理想
北海道日本ハムファイターズ、コンサドーレ札幌、レラカムイ北海道、エスャ堰[ダ北海道と、札幌は4っつのプロスポーツのホームタウンです。寒冷地の都市で、こんなに多くのプロスポーツチームを持つ都市は、とても希少です。
プロ野球とJリーグを対象に、2008年レギュラーシーズンの1試合平均観客動員数と順位の相関性を調べた調査によると、多くのチームは、動員数と順位が比例しています。ところが、福岡ソフトバンクホークスはリーグ最下位でありながら、動員数はリーグ最多で、浦和レッズとアルビレックス新潟は順位の影響を受けていません。これらのチームには、勝敗に関係なく、常に応援してくれるファンがいるのです。このような姿こそ、観客、地域とチームの理想であり、その土地にプロスポーツが真に根付いた証といえるでしょう。
〈後略〉
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◇ほ、北海道ですか!?
は、函館ですね!!
われ 泣きぬれて カニを 食べぬる!
◆残念!
しかも、短歌もちがうし!
「食べぬる」じゃあなくて「たわむる」ですよ
◇あらやだ!
でも、特急白鳥は八戸から函館まで走っていますし…
どう考えても、北海道ですが…
◆ははははは、引っかかった!
正解は青森でした。