がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

ふさわしいこと

「がんばろう!岩手のスポーツ」が認定する『岩手スポーツ検定』(スポーツと無関係=「級外問題」)

  【問題】

  この「スコーン」と紫波総合高校の関係を、

  次のキーワードを用い、

  さらに駄洒落を一つ以上入れて

  360字程度で述べよ。

 【キーワード】

  ▼第6次産業

  ▼Iターン

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2016年に岩手県で開かれる国民体育大会の「主会場」が北上に決定したことに関する、今朝の岩手日報の記事の中に、谷藤裕明盛岡市長の潔いコメントがありました。

誠に残念で、不本意な部分はある。盛岡が主会場にふさわしいとの思いは変わらない。一生懸命熱い想いを届けようと活動してくれた皆さんに感謝したい。今後は国体成功に向けて全力で取り組む。
私も、盛岡市が主会場に「ふさわしい」都市であると考えています。

ただ、

「ふさわしい」都市が、必ずしも「のぞましい」都市であるとは限らないとも考えました。

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◇で、でた。また、わけのわからない屁理屈!

◆まず、聞いてよ。

 「ふさわしい」は、「現在の力」が判断の要素になります。

 人口の集積、宿泊収容数の大きさ、係員・補助員の確保、集団演技要員の確保…

 これらを考えると

 当然、盛岡が「ふさわしい」街です。

◇ほう、ほう。では、「のぞましい」街は?

◆「のぞましい」では、「未来の期待」が判断の要素だと考えました。

◇つまり、

 今の最善が「ふさわしい」で、未来の最善が「のぞましい」…と言うほどのところでしょうか?

◆そうですね。

 ことばを変えれば「ふさわしい=補強」と「のぞましい=投資」と言えるかもしれません。

◇北上が「主会場」なることにより

 国体開催を契機とした

 ドーム型運動施設を附属した「スポーツ医・科学センター」が盛岡にできること、

 そして、そのことが、

 岩手県のスポーツの競技力を向上と、皆さんの健康の保持増進に大きく役立つということ

 …これは「のぞましい」選択だったわけですね。

◆そう。そのとおり。

◇やっぱり「投資」は必要ですよね。昔からいいます。

 

 「備えあれば うれしいな!」

◆「嬉しいな」じゃなくて「憂いなし」ですけど…

◇争う、あ、失礼、あらそう!

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【模範解答】

紫波総合高校では、PTA総会での保護者の要望に応え、6月2日から昼休みに「おにぎり販売」を行なっています。

中心となっているのは、紫波町の株式会社高橋農園ですが、ここは千葉県からのIターン就農者を受け入れている農園で、町もこのような形での若者の就農を支援しています。

さて、

高橋農園はIターン就農者の新しい事業として「おにぎり」などの製造販売を考え、6月1日に営業許可を取得、当面の販売対象が紫波総合高校となっているわけです。

はじめは、おにぎりだけでしたが、商品の工夫を重ね、パスタや焼そばやスコーンや、いまでは、自家製パンを調理パンに加工して販売するまでの力をつけました。

紫波総合高校は、地元農園の第6次産業化、つまり、「作るだけ」から「加工し販売する農業」への拡大に、

スコーンし、あ、失礼、少しだけ貢献しているわけです。(360字)

参考:岩手日報記事「紫波町に移住し農林業に汗 千葉出身の若者3人」