今日の岩手山です。日が長くなって来ましたので、これからは西回りで帰ることにします。
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2016年に岩手県で開催される国体の「主会場地」が「北上市」に決まったとのことです。
最後は、採決ではなく、準備委員会会長(岩手県知事)の裁定となったとの報道があります。
陸上競技場問題に関する私の考え方は「医・科学センターが優先」ですので、(よく決断した!)というところです。
ところで、
今回は、陸上競技の会場が決定され、事実上、総合開会式場も決定されたことになるのですが、
あえて言わせてもらえれば、「2つの会場」が決定されたに過ぎないのです。
国体推進課のサイトを見れば
3月31日の段階では、
競技会場は
[38競技(正式競技37競技、特別競技1競技)中、19競技(一部未選定種別あり)を選定]
とありますから、まだ、進捗50%です。
さらに、
県内に国体の規格を満たすと思われる施設のない競技、
具体的には、
ライフル射撃、山岳(リード、ボルダリング)、カヌーのワイルドウオーター・スラローム、
馬術の会場をどうするか、
を考えなければなりませんし、
隔年開催競技のうち開催地選択競技、
具体的には、「軟式野球」と「銃剣道」のどちらを選択するか=どちらをやらないことにするか
も考えなければなりません。
そのうえ、
昨年の国体では36位だった天皇杯順位(男女総合順位)を、
7年後にどうやって1位にするか…という選手強化の問題もあります。
そして、一番大切な
「国体開催の遺産とは何か」ということ、つまり、「国体をすると何がどうなるのか」ということを、
具体的に皆さんに示して納得していただくこと…など、大切なことが「てんこ盛り」です。
国体は、まだまだ、端緒についたばかりです。
決して、「もう終わり」ではありません。
これから先、
スポーツイベントの開催に対して
こんなすばらしいコンセプトを描いた
盛岡市の活躍が期待されるのであります。
今度は、市民として、お手伝いします。