今日は学校の「避難訓練」でした。
午前中は昨日の消防演習の関係で「消防団」の方々がお見えになりましたし、
午後は「消防署」の方々がおいでになりました。
どちらの方々からも、
昨日の消防演習での紫波総合高校の生徒ボランティアを、たいそう、ほめていただきましたので、
やっぱり、消防の話をしなければなりません。
【目的は】
消防の目的は、一体、なんでしょう。
何日も続く山火事とたたかったり、災害現場から被災者を救助したり…ということが思い浮かびますが、
昨日の消防演習での「表彰」をきいていて
(そうだ、そうだ、そのとおりだ!)
と思い当たりました。
表彰の一番はじめは
紫波町長感謝状(一般功労者)として、消防団員ではないが災害現場で活躍した「災害現場功労者」の方々が表彰されました。
その後、
消防団員を対象とした功労賞や功績賞が続きますが、表彰の最後は、消防団員を対象とした、
「無火災」表彰です。
自分たちの持ち場で3年・5年・10年間、火災を発生させなかった2個分団と1部が表彰されました。
(火事や災害を未然に防ぐことが、最も大切なことなんだよな。)
【作法】
朝一番で、消防団の4人の方々と、役場の方がお一人お見えになりました。
団長さん、副団長さんがお2人、本部長さんの4人ですが、お茶が出てきた時に
(あっ!)
と思ったことがありました。
団長さんは、湯のみ茶碗を「両手」で持ってお茶を飲みました。
この頃、そのような飲み方をなさる方にはお目にかからなくなりました。
当然、私も、お茶を飲むときは「片手」で飲んでいて、全く違和感がありません。
「片手飲み」は本当は誤った作法だと思います。
そういえば、
ャ塔v操法訓練が終わり、ャ塔v車の後ろに並んで「点呼」をまつ消防団員の人は、
その時間に、自分の服装を一生懸命点検していたことを思い出しました。
上着のすそがきちんとズボンに入っているか、ズボンのすそがきちんと長靴に入っているか、
そして、袖がまくれあがっていないか…を、きちんと自分の「手」で触りながら確認しています。
この頃、
「ふさわしい振る舞い」を考えたことがなかったなぁ…と、しみじみと感じました。
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◆「お・は・し」って知ってる?
◇はい。小学校の避難訓練で先生から教えてもらいました。
避難の時の「お・は・し」は「おさない、はしらない、しゃべらない」ですよ。
◆そうなんだってね。でも、僕は、今日、初めて聞いてショックを受けました
ずっと、ラグビーを教えられ、そして、教えてきた私にとっては、
その意味を知って「コペルニクス的転回」ほどの衝撃を受けてしまいました。
◇えっ!?
◆「押して前進しろ、走ってスペースを生かせ、しゃべってコミュニケーションをとれ」
これがラグビーの基本だ!
つまり、ラグビーの「お・は・し」
◇ははははは、そんな人が防火管理者ではねぇ。
◆ぎゃふん!