がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

物質と現象

この大勢の人たちは土手にすわって、一体、何を見ているのでしょうか

【ヒント】

  ▼小学生の金山太鼓

  ▼幼稚園児のダンス

  ▼敬礼は ♪タッカタカタ タカタター タッカタタタ タッタター …♪

  ▼ブンレツコウシン ソウホウクンレン 

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紫波町の消防演習に行って来ました。

一昨日、記事にしましたが、消防演習では、紫波総合高校の生徒が、毎年、ボランティア補助員でお手伝いさせていただいていますし、今年は「ラッパ隊」にも4名のボランティア要請があり参加しています。

【ラッパ隊:黄色いジャンバーを着ているのが高校生ボランティア】

【ボランティア補助員の様子:受付・記録・表彰補助・おやつの「お餅」配り】

白状しますが、

「入場」から「部隊解散」まで、消防演習のすべてを見たのは、消防団に入っていない私にとって、生まれて初めての出来事です。

不埒にも

(はじまってしばらくしたら、関係者に挨拶して、北上の招待ラグビーに行くべぇ)

と思っていましたが、消防演習の魅力にやられて、なんと、7時半の入場から12時半の解散までずうっと会場におりました。

【子どもの力】

初のうちはお客さんもそんなにいませんでしたので、土手の上に出ていた二つの屋台の意味がわかりませんでしたが、ャ塔v操法訓練が始まったころでしょうか、気がつくと、お客さんでいっぱいになりました。

お目当ては、

「少年消防クラブ特別演技」…佐比内小学校の太鼓

「幼年消防クラブ特別演技」…あづま幼稚園、赤石幼稚園の集団演技  のようです。

土手を見ると、お父さん、お母さんのビデオが並んでいましたし、おじいさん、おばあさんもたくさん見に来ています。

なにやら、昔、体験した「町民運動会」を思い出しました。

【受け入れる】

ラッパ隊の写真を見てお分かりなると思いますが、たぶん、4人の高校生がいなくてもラッパ隊は機能します。

このお話があった時に、ラッパ長さんが確か

(人数が足りないからお願いするのではなく、

 高校生に消防に関する理解を深めてほしいことと、

 地域活動への高校生の活躍の場を提供したいからお願いする。

 そして、消防団活動を盛んにしてゆきたいのだ。)

と仰っていたように記憶しています。

たしかに、消防団活動そのものがボランティア活動ですから、「新しい人を受け入れる力」も持ち合わせなければ活動は維持してゆきません。

私たちは、

スポーツに欠けている「受け入れる力」を学ばなければなりません。

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◇すごい施設をお持ちなんですね、紫波町は?

◆えっ!?

◇今日、消防演習をした、人をたくさん集めるための施設です。

◆いいや、北上川の河川敷の普通のグランドだけど…。

◇えっ、ただのグランドですか…

◆唐突かもしれないけれども、水を火に変えることができるかな?

◇唐突なうえに、ばかげた質問です。できっこありません。

◆あのね、昨夜、読んだ本にね、こんなことが書いてあったんだ。

 (水をどんどん熱して、その熱でタバコに火がついたら、水が火になったといえるんじゃないか)

◇あのですね、水には沸点というものがあって、そんな高い温度にはならないんですよ。

 たぶん、小学生でも知っています。

◆本の中でもそういう話になって、

 やっぱり、「ばかげた話」になったんだけれども、こういうことで、結ばれたんだ。

 (そもそも、水は「物質」、火は「現象」である。「物質」が「現象」に「なる」ことがありえるだろうか)

◇で、何を言いたいんですか?いったい。

◆施設は「物質」、人が集まるのは「現象」…

 失礼ながら中学校の地区予選もできないような、どこにでもあるような河川敷グランドでも、

 鈴なりの人を集めることはできるということ。

 施設が立派だと、すばらしい現象がおこると考えるのは間違いだし、

 逆に

 施設が貧相だと、立派な現象を起こすことができないと考えるのも間違い…ということだろうなと。

◇た、確かに。

 でも、そうは言いますが、hirafujiさん、職場でよく言ってますよね。

 「『火』は『木』になります」とか「『金』は『火』になります」とか「『水』は『火』になります」とも。

◆えっ、そんなこと言った覚えはないけど…

◇ほら、

 「今週の金曜日は、火曜日の1〜6時間目の授業です。間違えないでください。」

◆あ、あれは、授業時間数を均すための「曜日調整」です。

 だいたい、「みず」じゃなく「すい」とか、「ひ」じゃなく「か」とか、私は音読みしてるでしょ!