がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

ビニールプール

 盛岡南公園球技場のスタンドの軒下においてあった

 「ビニールプール」です。

 さて何のために置かれているのでしょう。

 次の中から選んでください。

 �@選手の給水のために、水道水を貯めてある。

 �A芝生への散水のために、雨水を貯めている。

 �B防火用水として、雨水を貯めている。

 �Cお客様サービスとして、足湯を準備した。

 �D試合を終えた選手が、半身浴をするために、水道水を入れてある。

 �E何かの、大切なおまじない。

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盛岡南公園球技場って、盛岡市の施設ですよね。

◆そうだけど。

◇じゃあ、入っているものは「水」でしょう?

◆そうだけど。

◇やっぱり。では、答えは�Eです。

◆えっ!?

◇今日、「盛岡か北上か」ということがすべてのようにデフォルメされてしまった、2016年の岩手国体主会場地が決定されるはずだったんですよね。

◆そう、そう。

 仕事が手につかなかった。

 で、調べると、「議論が尽くされていない」との理由で「最終決定は持ち越し」になったという報道がありましたね。

◇はい、そのとおり。

 テレビ岩手のニュースサイトにも、そうありますから、まちがいありません。

◆で?

◇「主会場問題が『水入り』になるように!」のおまじないでしょう!

◆ほ、本気で言ってるの?

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クイズの答えは、�D番です。

半身浴とは言うものの、入っているものは水道水。

釜石シーウエィブスが持ち込んだものです。

試合を終えた選手が、ダメージを最小に防ぐために、筋肉を冷やす目的で使います。

選手は、腰までジャンブリと入って、一生懸命に下半身を冷やしています。

どうです、

試合を終えた選手が、ジャンブリと腰まで水に漬かる…などということが想像できますか?

皆さんのスポーツに対する常識の中にそうのような光景はありましたか?

昔は、

 「筋肉を冷やすと硬くなるから、暖めなければいけない」

 「水を飲むと血が薄くなって体に悪いから、運動中は水を飲んではいけない」

ということがまことしやかに言われていましたが、

スポーツ医・科学の発展により、それらは嘘で、そんなことをしていると死に至ることもある…ということが証明されています。

今回の「水入り」で、

県営運動公園陸上競技場の2種公認へのグレードダウンとセットで提案されていた

「スポーツ医・科学センター」は

国体選手の養成に間に合う時期には出来上がりそうもなくなって来ました。

盛岡市の狙っている「着地点」はどこなのでしょうか…