がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

どこで何を?

さてhirafujiは、どこで何をしているのでしょうか?

 

正解は?

 ▼雨の中、オリエンテーリングをしている。

 ▼雨の中、札所めぐりをしている。

 ▼雨の中、リッショウインをしている。

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今日は、岩手日報杯第61回岩手県自転車ロードレース大会のお手伝いに行ってきました。

立哨員(りっしょういん)という係で、

任務は「コース内に車両等の侵入を防ぎ速やかに選手を誘導すること」ですが、これはコース内配置の場合です。

コース外配置もあって、その任務は「コース内に車両等の進入を防ぎ迂回していただくこと。チラシ配布」です。

【コース図面。番号のついているところが「配置箇所」。コースは太線。赤丸にいました】

今日はコース外配置で、国道396号線の佐比内小学校前交差点から進入してくる車に、この先、道路が規制されることを予告をして、迂回していただく仕事をしていました。

当然、選手の「せ」の字も、自転車の「じ」の字もありませんし、

レース展開を聞かれても、スタートしたかどうも答えられない状況で4時間。頑張りました。

競技大会は、いろいろな係員の仕事によって成り立っているのです。

【フル装備が必要なわけ】

家を出る時から雨でしたので、フード付雨合羽上下・長靴・黄色いキャップのフル装備で出かけました。

雨合羽には立派なフードがついていますので、キャップは必要ないのかな…とも思いましたが、

車の迂回などをお願いする「開催ご協力のお願い」というチラシには

「コース内の皆様が緊急・外出を必要とした場合は黄色の帽子を着用した競技役員に申し出て下さい。ただちに先導バイクが矢印の方向(注:選手の走行と同じ方向)に誘導しますので…」

とありますから、係員の証明としてかぶらなければなりません。

でも、その理由だけではなく、帽子は必需品であることが、今日、わかりました。

 

交通規制を知らずに走ってくる車の皆さんに、「お願い」をする気持ちを表すのに最適なグッズでもありました。

私のいた「26番」は、私と、もう一人、水沢農業高校で自転車競技をしていて、今、東京農業大学に通っている方との二人で受け持ちました。

車が国道から曲がってくると、まず、彼が赤い旗をだして車をとめます。

私が走っていって運転手さんにお話をします。

はじめのうちは、普通にお話をしていたのですが、

(やっぱり、お願いをするのに帽子をかぶったままではいけないなぁ!)と気がつきました。

そのうちに

(帽子を取っても、フードをかぶっていてはいけないなぁ!)とも気がつきました。

それからは、

車が道路に入ってくることがわかると、

フードを脱ぎ、帽子を取って脇にはさみ、きちんとお辞儀をしてお願いをしていました。

失礼はなかったと思います。

お願いします、ありがとうございますという気持ちを、形で表す道具としても重要な道具でした。

【観客席】

たくさんの車の方とお話をしましたが、

「自転車ロードレースとは、どんなものなのか…とレースを見にきた」というお車が2台ありました。

レースのコースにはもう入れないこと、閉鎖になっている箇所の近くに車を置く場所があれば、そこから見ることができるかも知れないこと、をお伝えするだけでした。

レースを見ていただけたのでしょうか、不安です。

ふと、

札幌ドームの中をコースにしてノルディックスキーの世界選手権が行われたことを思い出しました。

また、

同じく道路を使う競技でも箱根駅伝では「途切れることのない沿道の応援」も目の当たりにしています。

交通状況をはじめとするいろいろな事情…よくわかるのですが、自転車ロードレースに限らず、

ふらりと「どんなものなのか」と見にいらっしゃった方にとって、見やすい「スポーツ」であらねばならないと感じました。

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◇で、クイズの答えは?

◆当然、3番目。雨中の立哨。

◇あらららら、すごいことを考えていたんですね。で、結論は出ましたか?

◆へっ!?

◇カントはこう考えたようです。「大自然の秩序は宇宙の存在を立証する。」

◆はぁっ!?

◇「宇宙の立証」をなさってたんでしょう?

◆わかった、わかった、言い直します。「雨ふりの立ち番」。

注:クイズは会場から携帯電話でアップ。

  その後、昼過ぎに写真を1枚追加。クイズ以降は夕方追加アップしました。

追:レース写真は岩手県自転車競技連盟に、リザルトは同連盟掲示板からたどれます。