ホスピタリティ
【問題】
さて、この人出は、
どこの、何イベントでしょうか?
【ヒント】
▼今日の盛岡市内です
▼通行者のあらまし(hirafuji推定)
:平均年齢は65歳超、8割女性。
▼「通行手形」は500円でした
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明治橋たもとにある、黒い塀のお屋敷が気になっていましたが、
この前、ブログの記事のために、仙北町の浜藤私邸や高屋稲荷を調べている時に、「徳清倉庫」の本社であることが分かりました。
(いつか、塀の中を見てみたいものだなぁ…)と思っていました。
昨日、ぼ〜っとしてテレビを見ていると盛岡まち並み塾が企画した「盛岡町家 旧暦の雛祭り」のニュースが流れました。
なんと、「徳清倉庫」も公開されているということ、さらに、「徳清」は道路拡幅の関係で、今年が公開の最後となる…とも聞こえましたので、
これは最後のチャンス!と、500円玉を握り締めて自転車で仙北町に出発です。
明治橋は、首から通行手形を下げた人たちが往来しています。ドキドキしました。
混んでいます。
徳清=佐藤家の中には、代々伝わっている宝物の「お雛様」を見にきた人たちが「もやもや」といます。
お屋敷の中は、立ち入り禁止の場所が多かったので、全貌を見ることはできませんでしたが、
「パティオ」が二つありましたので、たぶん、「日」の字になっているのでしょう。
いずれ、すごいお屋敷でした。
しかし、このイベントの趣獅ヘ「お雛様」のようでしたので、ちゃんと正座して、今回のャXターにもなっている「徳清さんのお雛様(黒衣のお雛様)」の写真を撮ってきました。
ご心配なく。
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せっかくなので、鉈屋町会場にも行ってみました。
道路は車両を通行止めにしています。お客様がモリモリと歩いています。
しばらく歩いて(自転車を押しながらですが…)わかったのですが、
ほとんどは、普通の民家の玄関を開放して、お客様を自宅にいれ、部屋の中に飾った宝ものの「お雛様」を見せています。
お雛様は、そんなに古いものではないものも飾られています。
新しい、古いではなく「家の宝物」なんだろうなぁ…きっと、この家にはこのお雛様にまつわるお話があるのだろうなぁ、と感じました。
何もお見せするものがないお宅でしょうか、店舗作りの一階に「休憩所」と看板を掲げお茶を出しているところもあります。
「すばらしい力」を見せていただきました。
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◇見ず知らずの人を家にあげる…すごい「ホスピタリティ」をもった街ですね。
◆そう思う。いまどき珍しい。
いろんな意見があるでしょうが、「街の力」は高いと思えるね。
◇ところで、これ、何処なんですか?
◆あ、クイズの答えね!?
「盛岡町家 旧暦の雛祭り」の会場となった盛岡市鉈屋(なたや)町。
◇ああ、盛岡はこんなに「すばらしい力」を持っているんですね。
それなのに…。
◆それなのに?
◇「人口集積と各種都市機能が整備されている」とか「過去に土地を提供した」とか…
過去基準の「強み」しか主張していませんよね、盛岡市は。
これから、ますます伸びてゆくであろう、
街の人たちの「ホスピタリティ」なんかのャeンシャルとしての「強み」、
つまりこれからの「可能性」をどんどん皆さんにお知らせする必要がある…と思います。
◆な、何の話?
◇とぼけていますね、hirafujiさん。コクタイですよコクタイ!
あんまりとぼけていると「雛社員」といわれますよ!
◆げげげ、その話、まだ覚えていたぁ!?