がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

10周年記念日

午後に、写真を撮ってもらいに行きました。

自分では「正しい姿勢」と信じきってカメラに向かって座りましたが、

「猫背で、体全体が左に傾いていて、顔が上を向いている」ことが写真屋さんの指示でわかりました。

時々、他の人に見てもらわないと、「自分の姿」にも気がつかないのですね。

**********

「さあ、これから練習を始めるぞ、ランニング開始!」

と、コーチを先頭にグルグルと小学生がグランドを回り始めます。

場合によっては「なんとかぁ〜、ファイト!」「ファイト!」などという声を、みんなで鰍ッあいながら走ったりもします。

ほほえましい、望ましい風景でしょうか。

それとも首をひねりたくなる風景でしょうか。

*****

◇あらっ!?

 私が子どもの時もそうでした。

 子どもたちがスポーツに親しむことに「首をひねりたく」なるはずはないでしょう。

◆それ、それ。

 君はいつまでスポーツ少年団に入ってたの?

◇小学6年生まで…ですが、何か?

◆そうか。僕も小学校6年生までスポーツ少年団にいた。あらかた40年前…。嗚呼。

◇「ああ」ですか、ははははは。歳とった!って嘆いているんですね。

◆違うよ、「40年前とおんなじ始まり方」を心配して首をかしげているんだよ。

**********

昨日の続き、一昨日の夜の話です。講師の方とお話をしながら、次のように感じました。

 ▼岩手のラグビーには「イノベーション」が必要だ。

 ▼未来に向かって目指すところを示し、そこに向かって工夫を凝らして教えているコーチは、

  ほとんどいないように感じる。

 ▼私を筆頭に

  「経験だけで教えている」つまり「過去を手本に教えている」コーチが多いのではないか。

 ▼講師の方はこういいました。

  一体全体、ウォーミングアップのランニングに工夫の痕跡が見られるのか?

そういうわけで、

練習のはじめに子どもたちが、「おにごっこ」や「けんけんゲーム」などの「ゲーム仕立て」の、楽しくて動きのあるウォーミングアップをさせてもらっていないことに首をひねらざるを得ない…という事です。

さあ、やらねばならないことが山ほどありますよ。力を合わせてがんばりましょうね。

**********

今日、2009年2月22日は「iモードサービス開始10周年記念日」だそうです。

10年間で携帯電話界にはすごい変化がありました。進歩といっても間違いはないと思います。

10年前といえば「1999年」。「1999年」といえば岩手インターハイです。

ということは

今年の8月1日は「岩手インターハイ開催10周年記念日」になる予定です。

残念ながら、

岩手インターハイは「通過点」でも「出発点」でもなく、「目的地」だったような気がしています。

ですから、

2009年8月1日は「大会が10年前に開催された日」であって、「何かがはじまってから10年たった日」ではありません。

だれも「10周年記念日」を気にしていないようです。